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ラグビー コラム 2021年5月28日

【日本ラグビーを支えるスペシャリスト】ありがとう戸田レフリー。“戸田節”で語った名勝負の舞台裏、今後の展望etc

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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――「最近はみんなすごく良い子」ということですが、選手とレフリーが敵対的だった時代もあるのですか?

僕のレフリングが稚拙だったから、とは思います。ただ昔は選手とレフリーが戦っていましたね。「俺に矛先を向けてもダメだ。戦うべき相手は俺じゃない。」という話をよくしたくらいです(笑)。

でもトップリーグが発展するなかで、「反則をすると点数を取られる」という認識がチームに落ち着いてきましたね。レフリーとどんなコミュニケーションをすればいかに反則せずに自分たちのラグビーができるか、ということをテクニックとして分かっている。それが文化として浸透して、現在はすごく良い関係を作る環境が出来ていますね。

――屈強な男達の試合をマネジメントするレフリーは、あらためて大変な仕事ですね。

ありがとうございます。これはこじつけかもしれませんが、そもそも自分がレフリー向きのキャラクターだったのかも…ということがあると思います。これは自分の母親に聞いた話で恐縮なんですが、母親が言うには「あんたはレフリー向きだったのかもしれないね」というわけです。

――どういうことでしょうか?

僕は百貨店の屋上にちょっとした遊園地があった時代に生まれているんですが、小学校に上がる前、春日井(愛知県)の清水屋という百貨店の屋上で、母親から100円、200円を貰って「好きなものに乗っておいで」と言われたらしいんです。――いや、僕は全然覚えてないんですよ。ただ母親が言うには「あんたはゴーカートに乗る人でもなくて、見ている人でもなかった」「柵の中に入ってゴーカートの交通整理をする人だった」というんです。「もしかしたらその頃からレフリーのセンスがあったのかもしれないね…」と。

あとは、レフリーで学んだことを教員に活かそう、反対に教員で学んだことをレフリーで活かそう、という意識、作業を継続させてきたことが活きていますね。

例えば、レフリーは立ち位置が重要ですが、体育教師として怪我をさせないために、「自分がどこに立てば子供達全員が視界に入るだろうか」と考えたり、縄跳びのできない子に「どんな効果的な言葉掛けをすればできるようになるのか」と考えたり。そうした積み重ね、日頃の生活が、そのままラグビーのレフリーに活きたんじゃないかと感じています。

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