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ラグビー コラム 2021年5月26日

グレイグ・レイドロー、トップリーグでの1年と、B&I・ライオンズvs.日本代表戦を語る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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◆B&I・ライオンズvs.日本代表戦を語る

レイドロー選手はスコットランド代表でのプレーはもちろんこと、2017年にはブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ(ライオンズ)のメンバーにも選出され、ニュージーランドツアーに参加し、6試合に出場した。

ライオンズはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの各強豪チームから代表選手を選抜した、100年以上の歴史を持つドリームチームだ。すでにスコッドの35名は発表されている。

ライオンズはオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの南半球の強豪3カ国のいずれかに、4年に一度、チームを編成し遠征する。今年は7月から8月にかけて、2019年ワールドカップで王者となった南アフリカへのツアーが予定されている。そして、遠征直前の6月26日にスコットランドのマレーフィールドで日本代表と対戦する。

ライオンズに4度出場した叔父を持つレイドロー選手は、4年前の経験を振り返り「ライオンズに選ばれることはものすごく光栄なことで、自分のラグビーキャリアの頂点とも言える経験でした」。

「もう1つ特別なのは、今回のライオンズは英国国内で日本代表と対戦します。普段はツアーに行ってしまいますが、祖国で試合をするのは初めてなので特別です」。

「先日、(マレーフィールドに)普段は7万人ほど来場しますが、16500人が入ることができるとリリースされました。コロナ禍でもファンが来場できる試合を楽しみにしています」と話した。

また、元スコットランド代表として「(今回のスコッドに)スコットランド代表からライオンズに8人も選ばれているのは素晴らしいことです。FB(フルバック)スチュワード・ホッグ、FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)ハミッシュ・ワトソン、SOフィン・ラッセルに注目です」と3人のスコットランド代表選手の活躍の活躍に期待を寄せた。

また、日本代表がライオンズに対して、勝つためにどんな試合をすべきかと聞くとレイドロー選手は「日本代表が自分たちのスタイルをすることだと思います。ライオンズは最初の1~2試合は、チームとして練習時間をうまく確保できないことが多いので、日本代表にアドバンテージがある」。

「とはいえ(日本代表戦はライオンズにとって初戦なので)、ライオンズの最初のジャージーを着ることはすごく意味のあることで、かなりエキサイティングに試合をしてくると確実に言えます」と、自身の経験を踏まえて冷静に分析した。

レイドロー選手に贈呈されたマツダCX-8

NTTコミュニケーションズのチームメイトと交流や観光など、もう少し日本での時間を楽しんだ後、レイドロー選手はスコットランドに帰国し、6月26日のライオンズvs.日本代表の当日は現地にいるという。

レイドロー選手は、来季に向けて「プレシーズンが大事」と強調した。しばしの休みで鋭気を養って、再び来日。来年1月から始まる予定の新リーグに備える。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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