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ラグビー コラム 2021年5月21日

いよいよ今季の欧州ラグビー最強クラブが決定! ハイネケン・チャンピオンズカップ決勝でトゥールーズとラ・ロシェルのフランス勢が激突。

ラグビーレポート by 直江 光信
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チームを率いるウーゴ・モラ監督は、主にFBとして12テストに出場し1999年のワールドカップでも活躍した元フランス代表の好ランナー。名将ギー・ノヴェス監督のあとを継いで2015年より国内随一の伝統と戦績を誇るトゥールーズの指揮官に就任し、2018-2019シーズンに7季ぶりのTOP14優勝を達成した。チャンピオンズカップ初制覇を果たした1996年のチームの一員でもあり、ほかにもFWコーチのジャン・ブイユは2003年、2005年、BKコーチのクレマン・ポワトルノーは2010年の優勝メンバーと、指導陣には本大会の勝ち方を知るスタッフがそろう。

一方のラ・ロシェルは、TOP14では2016年度、2018年度のセミファイナル進出が過去最高の成績。下部大会であるチャレンジカップに回る年が多かったため、ハイネケン・チャンピオンカップの通算成績も11勝7敗で8強が最高と目立つところはないが(トゥールーズは123勝50敗5分)、2019シーズンより就任した元アイルランド代表SOのローナン・オガーラヘッドコーチ(2006年、2008年にマンスターでチャンピオンズカップ制覇)のもとで近年急速にチーム力を高め、今回初の決勝進出を果たした。オールブラックスのNO8ヴィクター・ヴィトにSHタウェラ・カーバーロー、ワラビーズの巨漢LOウィル・スケルトン、フィジー代表のCTBレヴァニ・ボティア、フランス代表のFL/NO8グレゴリー・アルドリット、PRウイニ・アトニオ、FBブリス・デュランなど、こちらもメンバーには世界的スターがずらりと並び、戦力はトゥールーズにも引けをとらない。優勝候補のレンスターを撃破した勢いに乗って、一気に頂点へと駆け上がりたいところだ。

ファイナルを展望する上での参考として両者のTOP14での戦いを振り返ると、過去7回の対戦はトゥールーズが6勝と優勢で、今季の2度の対戦でも第2節がホームで39-23、第15節はアウェーで14-11と、いずれもトゥールーズが勝利している。ただ、24節を終えた時点での順位はトゥールーズが15勝8敗1分の勝点73でトップに立っているものの、ラ・ロシェルも16勝8敗の勝点72で2位と、勝点の差はわずかに1しかない。勝利数ではラ・ロシェルが上回っており、今シーズンに関してはほぼ互角という印象だ。

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