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ラグビー コラム 2021年5月17日

【ハイライト動画あり】竹部力、石岡玲英、金侑悟…。下級生も躍動の法大が、筑波大に勝利。関東大学春季大会Bグループ

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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【ハイライト】筑波大学 vs. 法政大学|ラグビー関東大学春季大会2021 Bグループ

FB松永貫汰キャプテンが流石のライン突破を見せれば、前半28分にはスクラムで押し切りフロントロー(PR木原優作、HO肥田晃季、PR内田康介)も歓喜のペナルティ奪取。LO深山竣介のジャッカルもあった。

前半は無得点(0-20)で折り返した筑波大だが、後半はスタートダッシュも決めた。

後半の筑波大は粘り強く守備面を維持した。相手の順目方向への接点勝負を予想してか、ディフェンスで効果的にプレッシャーをかけ、逆に法大はテンポに対してサポートが追いつかなくなる状況も見られた。

そして後半5分、筑波大は好守から手に入れた攻撃機会で、ルーキー司令塔のSO堀日向太のパスからFB松永キャプテンが右サイドを突破。WTB星野孔志朗が右隅でトライを奪った。

前半から非凡なラン能力も見せていたSO堀は、右隅からのコンバージョンキックを成功。筑波大が7点を返し、13点差(7-20)と詰めた。

しかし法大は崩れなかった。

後半14分にはプレーメーカーのSH隠塚翔太朗がショートサイドから抜け出すと、キックの再獲得から、NO8大澤キャプテンのトライをアシスト。

こちらもルーキー司令塔のSO金侑悟が、トイメンに負けじと高難度のゴールキックを成功させ、ふたたびリードは20点差とした。SO金は前半から特大キックで陣地を挽回するなど、ルーキーらしからぬ安定感でプラン遂行に貢献した。

しかし筑波大も後半24分、ラインアウトからモールで力強くトライ。法大はモールの攻防で課題を残したが、しかし同33分だった。

敵陣ゴール前の自軍スクラムで、徐和真、橋本陸ら途中出場のフロントローがスクラムでファイト。相手バックローのリアクションを遅らせ、NO8大澤キャプテンがすかさず相手バックスとのミスマッチを制し、チーム4トライ目を記録。

そのまま逃げ切り、34-12で勝利を手にした。

筑波大のFB松永キャプテンは「ミスが多く失点に繋がりました」と敗戦を振り返った。

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