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ラグビー コラム 2021年5月14日

筑波大学、学年の垣根を超えて1つに。新たな顔ぶれで初戦に臨む。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 筑波大学新聞
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最近では安定したスクラムも持ち味になってきたという。嶋崎監督は「試合直前まで誰を先発メンバーにするかは決めていない。最後まで競争してもらいたい」と語った。

新主将の松永

今年、チームがスローガンに掲げたのは「Link」。松永主将は「チームを率いてくれた先輩方が引退した今、改めてチーム内でのコミュニケーションを大切にしたい。グラウンド内外でつながり続けたいという思いで、このスローガンを掲げた」と語る。

新体制になり、ディフェンスの強化やセットプレーからのアタックに力を入れてきた。その中で求めてきたのは、プレーを円滑に進めるために選手間で声を掛け合うこと。だが、選手全員が積極的に声を出して、コミュニケーションを取れていないことが課題として挙がった。特に入部したばかりの1年生と上級生との信頼関係はまだ浅い。

そこで、今年から1年生だけで行っていた準備や片づけをチーム全員で行うようにした。さらに週に1度は必ず、学年関係なくアドバイスし合う時間を練習後に設けた。4人ほどの少人数グループで集まって、練習やプレーなどを振り返ることで、徐々に下級生も活発に発言できるようになってきた。

5月16日に迫った春季大会の初戦ではそれらの成果を発揮し、チーム一丸となって戦う姿を見せて欲しい。相手は2年前の春季大会以来の対戦となる法政大学。その年の関東大学リーグ戦は6位だったが、昨季は4位まで上昇したチームだ。

コロナ禍で練習試合が中止になり、この法政大戦が新チームで臨む最初の試合でもある。

「試合経験が少ない選手も多く、緊張もあるが、選手同士が常に声を掛け合ってつながることで、不安を解消したい。粘り強く動いて失点を抑え、しっかりと勝ち切る」。松永主将は力強く語った。

文/写真:車谷郁実(筑波大学新聞)

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筑波大学やつくば市内のニューズを扱う、筑波大学公認の新聞。発行は年7回で発行部数は2万部以上。取材や原稿執筆、紙面の作成などは学生中心で行う。»Twitter »Facebook

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