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ラグビー コラム 2021年5月10日

【ハイライト動画あり】クボタが歴史創った!50分間を14人でしのぎチーム初の4強到達

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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クボタは規律だけではなくスクラムでも優勢となり、後半15、18分にスクラムでペナルティを誘発。

後半21分にはラックでのPKから、WTBファンデンヒーファーが右脚一閃。PG加点で3点を奪い、14人でリードを13点(20-7)に広げてしまう。

しかし神戸製鋼もプライドに懸けて反撃を開始。

後半23分、FLフランクリンのノールックパスから、途中出場のアーロン・クルーデンがCTBラファエレの突破を演出。最後はサポートしたSH日和佐がトライを奪い、流れるような連携プレーで6点差(14-20)に迫った。

クボタもFLトゥパフィナウのビッグタックル、途中出場した岡田一平のターンオーバーなど、執念のディフェンスで対抗する。

それでも神戸製鋼は後半30分、途中出場で元東海大主将のモエアキオラが、巧みなグラバーキックを防御裏へ。この日フル出場のWTB山下楽平が身体をうまく差し入れてグラウンディング成功。ゴールキックも決まって21-20となり、ついにこの日初めてのリードを奪った。

ところが神戸製鋼は最後まで反則に苦しんだ。

ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)

後半32分、神戸製鋼がモールコラプシングの反則。残り時間は約5分。クボタはショットを選択し、キッカーであるWTBファンデンヒーファーにボールが渡った。

WTBファンデンヒーファーは今季、第7節トヨタ自動車戦の後半30、40分に2連続でPGを外し、チームはその後逆転負けを喫した。

しかし21年度の日本代表候補は、信頼に応えた。

「1本目は風が左から流れていました。それ以降、風は止まっていました」(クボタWTBファンデンヒーファー)

軽く蹴り上げたボールはHポールの間を貫き、14人のクボタがついに逆転。2点のリード(23-21)を奪った。

そしてキックオフボールを確保したクボタはボールを徹底的に保持。近場のボールキープでしのぎ、フルタイムのホーンを聞いた。

連覇の夢は叶わなかった神戸製鋼。デーブ・ディロンHCは敗戦後、「精度高く戦い抜くことができませんでした。クボタさんにはおめでとうと伝えたい」と相手を讃えた。

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