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ラグビー コラム 2021年5月10日

【ハイライト動画あり】死力を尽くした激闘はトヨタ自動車に軍配。NTTドコモの快進撃、ついに止まる。

ラグビーレポート by 直江 光信
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「ノックアウトラウンドで戦争のような試合になるとはわかっていたが、実際にそんな試合だった。71分以降、パニックになることなく全員が自分の役割に集中できたことが、この結果につながったと思う」とは、サイモン・クロンヘッドコーチ。今季多くのチームが引きずり込まれたNTTドコモの土俵に上げられながらも、自分たちのスタイルを見失わず、堂々と押しきることができた。この勝利は、初優勝に向け上昇してきたチームをさらに加速させるだろう。

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一方のNTTドコモ。これで今季の快進撃は止まることとなったが、ここまでの好成績がフロックでないことは、この試合でもあらためて証明された。そして、全員がオールアウトするチーム一丸のひたむきな戦いぶりは、またしても多くの観戦者のハートを鷲づかみにした。

「選手のことをとても誇らしく思う。今日の試合に限らず、今までの努力を振り返って非常に満足している。チャンスがたくさんあっただけに心は痛むが、両者とも本当によくファイトしていた。トヨタにおめでとうといいたい」(ヨハン・アッカーマンヘッドコーチ)

過去の最高成績は11位、かつては昇降格を繰り返していたクラブが初のトップ8入りを果たし、優勝候補の一角とどちらに転んでも不思議ではない激闘を演じて、なお敗戦に心からの悔しさを感じるところまでたどり着いた。それは、このステージに立たなければ味わうことのできない財産なのだ。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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