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ラグビー コラム 2021年5月3日

【ハイライト動画あり】トゥールーズ、5度目の欧州クラブ王者に王手 フランス代表SHアントワーヌ・デュポン決勝トライ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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【ハイライト】トゥールーズ vs. ボルドー・ベグル|ハイネケン・チャンピオンズカップ2020/21 準決勝

しかし、後半、試合の流れは徐々にトゥールーズに傾いていく。4分、ヌタマックのPGでトゥールーズが11-6とリードを広げる。ここからぐいぐいとチームを引っ張ったのがSHアントワーヌ・デュポンだった。今年のシックスネーションでも全試合先発したフランス代表SHは今や「世界最高の9番」と言ってもいいかもしれない。密集サイドを力強く突進し、抜け出してきた相手選手を的確なタックルで倒し、キックでチームを前に出す。14-9と、5点のリードで迎えた後半30分過ぎには、ヌタマックのハイパントをWTBチェスリン・コルビが相手と競り合いながらキャッチ。チャンスを作り、最後はメダールのパスを受けて抜け出したホームズを、デュポンが絶妙のコース取りでサポートし、パスを受けると約20mを駆け抜けて勝負を決めるトライをあげた。最終スコアは、21-9。終わってみればトゥールーズの快勝だった。

驚かされるのは勝利の立役者となったデュポンの個人スタッツだ。トゥールーズがチーム全員でボールを持って前進した距離は、436m。そのうち、デュポンは一人で132mも前進している。12回のボールキャリーもPRチャーリー・ムリアイナと並んでチーム1位。46回のパスに、6回のタックル、まさに八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍だった。

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決勝戦は、5月22日(土)、トゥイッケナムで観客を入れて行われる予定だ。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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