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ラグビー コラム 2021年4月22日

スクラム対決、リーグ戦好調のクボタか、巻き返しを図るヤマハ発動機か。トップリーグプレーオフ2回戦

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ヤマハ発動機の堀川隆延GM兼監督は「セットピースからのアタックを当然ながら重視しますが、ボールの動かし方は見ての通りトップリーグの中でも一番ボールがワイドに動き、スピーディーに動きます。そこを徹底的に次のトーナメントまでに鍛え上げていきたい」と話していた。

また、FL大戸キャプテンは「負けたら終わりの戦いの中で、どれだけ自分たちのスタイル、自分たちのラグビーができるかをフォーカスしてやっていきたい。リーグ戦6位で、誰も満足している選手はいないので、悔しさをトーナメントでクボタ相手にぶつけたい」と語気を強めた。

スクラムをガンガン押すとヤマハ発動機の山本幸輝

大きな注目点は互いにこだわりを見せているスクラムだ。ヤマハ発動機のPR山本幸輝は「試合重ねるごとに、いいスクラム組めてきて、究極なスクラムができてきた。気持ち入れてガンガン、スクラム押していくので、みなさん注目してください」と自信をのぞかせた。

スクラムに自信を見せるクボタの北川賢吾

一方のクボタのPR北川賢吾は「僕らも今季、スクラムに力を入れて、強力なFWパックを作っているので負けられない。自信を持っているので、自分たちのスクラムを組めれば互角以上に戦えると思います!」と胸を張った。

ホームのあと押しを受けるクボタが、リーグ戦の調子のまま勝利するのか。それとも徐々に調子を上げてきたヤマハ発動機が、フレッシュなパワーも加えて勝ち上がるか。

すでにチケットは完売という負けたら終わりの一戦は、4月24日(土)12:00に東京・江戸川陸上競技でキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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