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ラグビー コラム 2021年4月19日

【ハイライト動画あり】近鉄ライナーズ、トップリーグの宗像サニックスブルースを破り2回戦進出。プレーオフトーナメント

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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トップリーグ プレーオフ1回戦

【ハイライト】宗像サニックス vs. 近鉄

左サイド奥にキックを蹴り、そのボールがバウンド。キックチェイスをしていたWTB片岡涼亮が拾い上げ、そのままトライを決めて、再び31-21と10点差にリードを広げた。

SHゲニアは「キックが乱れてもキックチェイスが良ければ、いいキックになる。片岡選手がそうしてくれたので、トライになったいいキックになった」と味方を称えた。

キックでゲームコントロールした近鉄SHゲニア

その後は、14人の近鉄が宗像サニックスに得点を与えず、そのまま31-21で勝利し、ノーサイドを迎えた。

トップリーグチームとして唯一、1回戦での敗戦となってしまった宗像サニックスのコーリー・ブラウンHC(ヘッドコーチ)は、「チームとしては難しい1週間でしたが、準備はしっかりとできていました」。

「試合の中でもクイックパスなどを使い、いいラグビーができていました。スピードあるアタックと、相手にしっかりプレッシャーをかけることはできましたが、自分たちのミスから失点を許してしまった」と肩を落とした。

それでも、「今日出場した23人でも、ケガにより通常ではないポジションをカバーしなければならない状況だった。そんな中でも23人はいい仕事してくれたし、試合に向けいい準備もしてくれた。本当によくやってくれた」と選手たちを労った。

サニックスはトップリーグの意地を見せられなかった

LO福坪キャプテンも「相手のキックがよかった。修正としてはポジショニングでしたが、そこまでの準備が足りなかった」と振り返った。そしてこの1年を振り返りつつ「昨年の5月からプレシーズンをはじめて、約1年間、ラグビー漬けの生活を送ることができました」。

「最後はスタッフの皆さんに感謝を伝えました。これからも宗像サニックスは変わらず、夢があるチームであり続けると思いますので、来シーズン以降も応援よろしくお願いします」と話した。

トップチャレンジチームとして、唯一のベスト16入りを果たした近鉄の有水剛志HCは、「今日のゲームに勝って、(目標の)トップ8にチャレンジする結果を残すことができて嬉しく思う」と喜んだ。

そして、「(次は)ホームの花園でチャンピオンチームのパナソニックと戦う。我々のスタイルがどこまで通用するか、いい準備をしてパナソニックさんに臨みたい」と気を引き締めていた。

モールを押し込む近鉄FW陣

キャプテンのLOストーバーグは、「14人でプレーする時間もありましたし、そのチャレンジを乗り越えて、トップ8へのチャレンジに向かうことができた。来週の試合が楽しみです。強いパナソニックを倒して目標を達成したい」と意気込んだ。

近鉄は来週4月25日(日)の2回戦で、地元の大阪・東花園の花園ラグビー場で、ホワイトカンファレンスにおいて無敗で1位だったパナソニック ワイルドナイツに挑む。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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