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ラグビー コラム 2021年4月18日

NECグリーンロケッツ、今季初勝利 元イングランド代表SO対決はグッドに軍配

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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後半、先にトライしたのは豊田自動織機だった。3分、NECゴールライン手前5mのラインアウトからモールを押し込み、NO8タレニ・セウがトライ。バーンズが右隅の難しいゴールを決めて、10-14と逆転する。しかし、その直後のキックオフでNECのプレッシャーにボールをキープできず、今度はNECがラインアウトからモールを押し込み、HO佐藤耀がトライする。グッドのゴールは外れて、15-14。10分、豊田自動織機FL小原稜生がゴールラインに手を伸ばすも、ボールは20cmほど届かず。しかし、16分のチャンスは逃さなかった。NECゴールに迫ったスクラムでプレッシャーをかけ、2回連続でPKからスクラムを選択し、最後はリサラ、CTB松本仁志をダミーにして、バーンズから左端にいたFB大道にパスが渡り、左コーナーにトライ。この難しいゴールもバーンズが成功させ、15―21とリードする。その後、豊田自動織機LOトコキオ ソシセニが危険なタックルでシンビン(10分間の一時退場)になったが、NECの猛攻を粘り強くディフェンス。30分にはモールで約30m押し込んで反則を誘い、バーンズが約40m以上の距離があるPGを決めて、15-24とする。

【ハイライト】豊田自動織機 vs. NEC|トップリーグ 2021 プレーオフ1回戦

フレディー・バーンズ(豊田自動織機シャトルズ)

スクラム、モールで劣勢のNECに9点差は重いかと思われたが、選手たちの気持ちは折れなかった。「どれだけハードワークできるか、相手よりもどれだけ勝ちへの意欲で上回れるか」(中嶋大希・共同キャプテン)。強い意志で臨んだ戦いを捨てるわけにはいかない。33分、CTBベンハード・ヤンセヴァンレンスバーグがトライして、22-24とすると、相手陣で攻め続け、40分、豊田自動織機の反則を誘い、グッドがPGを決めて、25-24と逆転に成功した。「時間をかけろ、という声もあったが、自分のテンポで3点を入れることだけに集中した」(グッド)。PGの制限時間である1分を目一杯使えば、豊田自動織機の反撃の時間を削ることができたのだが、グッドはそうせず、NECは最後の猛反撃を受けて立った。

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