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ラグビー コラム 2021年4月9日

リーグ戦最終節の必見カード。王者神戸製鋼に、前半戦を席巻したNTTドコモが挑む

ラグビーレポート by 直江 光信
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神戸製鋼スターティングメンバー

神戸製鋼では、2018シーズンに優勝の原動力となったグラント・ハッティングとアンダーソンフレイザーが今季初めてメンバー入り。ハッティングは危険なタックルにより出場停止中のナエアタ ルイの穴を埋めるべくNO8に入り、FWにはLOブロディ・レタリック、FLトム・フランクリン主将と合わせて2メートル超のビッグマンが3人並ぶ布陣になった。懐が深くハイボールに絶対的な強さを誇るアンダーソンがWTBに入ることで、ラインアタックのバリエーションも広がるだろう。

NTTドコモスターティングメンバー

NTTドコモはキャプテンのLOローレンス・エラスマスがメンバーから外れたが、HOフランコ・マレー、サンウルブズの活躍でおなじみのPRヘンカス・ファン・ヴィックという南アフリカ出身の2人が並ぶフロントローは、猛烈な推進力を生み出しそう。BKではいまや躍進の象徴となったTJ・ペレナラがゲームキャプテンを担い、2019年ワールドカップを制したスプリングボクスの切り札、WTBマカゾレ・マピンピもスターター入りした。FBトム・マーシャルらも加えたラインは破壊力があり、アタアタ・モエアキオラベン・スミスの両CTBなどこちらも豪華メンバーの神戸製鋼とのBK陣とのマッチアップは、見どころのひとつだ。

この一戦のポイントとして注目したいのは、試合の入り方。前節、NTTドコモはヤマハ発動機の見事な集中力に開始16分で19失点を喫し、追いかける苦しい展開に持ち込まれたことが敗因になった。神戸製鋼も雨で滑るコンディションに苦しみ、持ち味の攻撃力を発揮できなかったパナソニック戦のうっぷんを晴らすべく、キックオフ直後から全開でたたみかけてくるだろう。

土曜日の大阪の天気予報は晴れ。ダイナミックにボールが動き続ける好勝負を期待したい。

文:直江 光信

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直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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