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ラグビー コラム 2021年4月1日

レフェリーなくしてゲームなし ~敬意がトップリーグを支える~

be rugby ~ラグビーであれ~ by 藤島 大
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ラグビーを存分にできる喜び。そこには「レフェリーなくしてゲームなし」の根源的な精神も含まれる。「レフェリーを敬う」のはキックオフの前提である。

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レフェリーもまたプレーヤーを尊敬する。笛を唇に当てる資格の第1章だ。ワールドカップのファイナルと近所の少年少女のゲームにまったく等しく接する。どこであれそこにいる選手を敬い助けてストレスを取り除く。ほかの目的は不要だ。

「いばらず。こびず。しゃべり過ぎず」。3月20日の花園ラグビー場。トップチャレンジリーグの近鉄ライナーズとコカ・コーラレッドスパークスの対戦の笛はそうだった。

関西協会の滑川剛人レフェリーは大声を発せず、なお毅然としている。トヨタ自動車の現役SHという異色の存在ながら、その話題を忘れさせるような滑らかなレフェリングだった。「選手の気持ちをわかる」人が競技規則のままに淡々と吹いた。

1週間後。滑川レフェリーの姿は名古屋のパロマ瑞穂ラグビー場にあった。こんどはジャージィに「21」の背番号が貼られている。対サントリーの大接戦の後半20分に登場、落ち着いた攻守はチームでぐらつかせなかった。解説席でふたつ確信した。「レフェリーの経験はよい選手をもっとよくする」。それから「SH滑川は地球上のすべてのレフェリーを敬うだろう」と。

文:藤島 大

藤島大

藤島 大

1961年生まれ。J SPORTSラグビー解説者。都立秋川高校、早稲田大学でラグビー部に所属。都立国立高校、早稲田大学でコーチも務めた。 スポーツニッポン新聞社を経て、92年に独立。第1回からラグビーのW杯をすべて取材。 著書に『熱狂のアルカディア』(文藝春秋)、『人類のためだ。』(鉄筆)、『知と熱』『序列を超えて。』『ラグビーって、いいもんだね。』(鉄筆文庫)など。 ラグビーマガジン、週刊現代などに連載。ラジオNIKKEIで毎月第一月曜に『藤島大の楕円球に見る夢』放送中。

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