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【ハイライト】パナソニック vs.NEC|トップリーグ2021 第5節
後半8分には途中出場したベン・ガンターのシンビン(10分間の一時退場)で14人となったパナソニックだが、ここから少人数による奇襲で2トライを挙げてみせる。
後半11分にはキックの捕球から、SH内田啓介がショートサイドを突破。WTB福岡につないで2人でインゴールを奪取。
その2分後には、山沢拓也がギャップを突破。フォローとしていた堀江翔大がグラバー(ゴロ)キック。バウンドしたボールがWTB竹山に手に収まり、今度は3人の主役で連続トライを奪った。
盤石のパナソニックは後半20分にラインアウトモールから、同29分には「いつも狙っている」というインターセプトからWTB福岡がこの日自身3トライ目。
後半終了間際にもラインアウトモールで9トライ目を奪い、62得点を挙げる完勝。1試合の最大勝ち点「5」を奪い、ホワイトカンファレンスの単独首位を守った。
敗れたNECの浅野良太HC(ヘッドコーチ)は、100試合出場のPR瀧澤、チームで100キャップだったPR土井貴弘に感謝を述べた後、「セットプレー、ブレイクダウンで勢いを作れなかった」と敗因を語った。
またリーグ屈指のハードワーカーであるFL亀井亮依キャプテンは「完敗です。アタックする時間が短かった。良いファースト・フェーズからボールをキープし、攻撃を継続する時間を長くできなったことがスコアできていない理由」と振り返った。
それでもFL亀井キャプテンは「ファンの方が応援してくれる限り、僕たちは前を向く」と意気込んだ。NECは次戦、4月4日(日)のリコー戦で今季初勝利を狙う。
そして開幕5連勝となったパナソニック。
この試合のマン・オブ・ザ・マッチはWTB福岡。
ハットトリックについては「(1本目は)自分らしいランでトライを取れました」「2つ目のトライはサポートしただけ。3つ目のインターセプトはいつも狙っているプレーです」と明かした。
そのWTB福岡は医師を目指して今春から順天堂大学医学部に進学予定だが、この日は4月以降の去就については明言せず。
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