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ラグビー コラム 2021年3月29日

神戸製鋼、スペース感覚の共有で8トライ。 ヤマハ発動機の挑戦を退け、5連勝

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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【ハイライト】ヤマハ発動機 vs.神戸製鋼|トップリーグ2021 第5節

14人の時間帯を最小限の失点で切り抜けた神戸製鋼は、「チャンスがあればボールを使って勝負するプランだった」(ヘイデン・パーカー)と、簡単にキックでボールを手放さず、ディフェンスの動きを見極めて空いたスペースにボールを動かした。圧巻だったのは、後半11分からの3連続トライだ。まずはゴールラインを背負うピンチをしのぎ、インゴールからボールを展開。モエラキオラのグラバーキック(ゴロキック)を山下楽平が走り込んでキャッチしてゴールラインに迫り、分厚いサポートでレタリックがトライ。

14分、ヤマハ発動機のハンドリングエラーのボールを確保したヘイデン・パーカーからボールは最後尾のFB山中亮平へ。山中はキックするのを我慢してレタリックにパス。レタリックは大きなストライドで前進すると、サポートしたCTBラファエレ ティモシーにオフロードパスを送る。ラファエレはディフェンスの背後にキックを使って追いかけ、ボールを拾ってWTBベン・スミスにパス。スミスから再び山中がパスを受けてポスト左にトライをあげた。その直後、スミスが自らのキックを片手で拾い上げてチャンスを作り、山下裕史の軽やかなステップからのパスも加えて、最後はラファエレがトライする。どのトライも、各選手がディフェンスのいないスペースを探し、ミスなくディフェンスを崩し切った。

ヤマハ発動機もNO8クワッガ・スミス、交代出場の中井健人がトライを返して意地を見せたが、最終スコアは、53-22と差が開いた。堀川監督は「プレッシャーゲームでは思うようなプレーができない」と話しつつ、それだけに選手が成長できる試合だったのではないかと前向きに語った。

神戸製鋼は5連勝。日和佐篤キャプテンは、「相手のいないスペースにしっかりボールを運べた」と手応えを口にした。マン・オブ・ザ・マッチは、インサイドCTBを務めたアタアタ・モエアキオラ。パワフルな突進で2トライしたほか、正確なキックでWTB山下楽平の独走を導き出すなど硬軟織り交ぜて攻撃の軸になった。神戸製鋼は第6節(4月4日)、パナソニック ワイルドナイツとの全勝対決に臨む。ヤマハ発動機は、4月3日、赤い旋風を巻き起こしているNTTドコモレッドハリケーンズとの戦いだ。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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