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ラグビー コラム 2021年3月7日

震災から10年の釜石で、東芝が三菱重工相模原を攻守に圧倒し今季初勝利。

ラグビーレポート by 直江 光信
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東芝ブレイブルーパス 円陣

開幕から連敗スタートの東芝ブレイブルーパスにとっては、絶対に負けられない一戦。少なからず重圧はあったはずだ。しかしこの日は前節から先発8人を入れ替えたフレッシュな布陣が攻守に東芝らしさを発揮し、9トライを挙げる猛攻で三菱重工相模原ダイナボアーズを圧倒した。

引いて受けるのではなく自分たちから体を当てにいく。ひたむきに足をかいて一歩でも前に出る。東芝の意思は明快だった。ゲームキャプテンのFLリーチ マイケルやNO8山本浩輝、強力CTBコンビのジョニー・ファアウリとセタ・タマニバルらが立ち上がりから激しいヒットを連発し、三菱重工相模原に接点でプレッシャーをかけて主導権を引き寄せる。

前半5分にSOジャック・ストラトンのPGで先制し、12分にはゴール前のラックから波状攻撃でたたみかけてCTBタマニバルがこの日最初のトライをマーク。その後は自陣ゴール前に攻め込まれる場面もあったが、粘り強くタックルを続けて相手の攻撃を寸断し、20分にターンオーバーからの切り返しでSH高橋昴平が90m以上を走りきって17-0と突き放すと、ゲームの天秤は大きく傾く。さらに風上を利して陣地を進め、25分、36分と2トライを加えてハーフタイムまでに29-0とリードを広げた。

後半も東芝の勢いは止まらない。4分、敵陣30m付近のセンタースクラムをグイグイと押し込み、相手防御のギャップを突いたSOストラトンが一直線にインゴールへ。三菱重工相模原も10分にCTBマット・ヴァエガが個人技でトライを返したが、東芝は直後の14分にふたたびスクラムプッシュからWTB松延泰樹が大外を抜け出し、すかさず流れを取り戻す。

その後もCTBファアウリを筆頭に鋭く間合いを詰めるディフェンスで圧力を与え続け、三菱重工相模原のエラーを再三誘発。この日トップリーグデビューとなった途中出場のFL佐々木剛の2トライなどで得点を伸ばし、余裕を持ってフィニッシュした。

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