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日本代表チームディレクターの藤井雄一郎氏
さらにラグビー日本代表ナショナルチームディレクター(NTD)の藤井雄一郎氏がオンラインでメディアに対応した。
まず、予選プールのスケジュールが決まった率直な感想として藤井NTDは「イングランド代表が2戦目、アルゼンチン代表が4戦目で、なんとなく前回(2019年ワールドカップ)と似ている」。
「初戦が(世界ランキングの)順位の下のチームとの対戦で、前回同様の調整でいいので、コーチ陣はやりやすいと思います。また(最終戦で)スコットランド代表に勝たないといけないというプレッシャーとかは(2019年ワールドカップに)気持ちの持って行き方を経験しているしチャレンジできるのでいいのではないか」と歓迎した。
2023年ワールドカップは予選プールの日程が1週間延長されたことにより、例えば2011年、2015年ワールドカップの日本代表のように中4日、中3日という日程はなく、どのチームも試合間隔は中5日以上が取られることになり、日本代表も最短でも中6日という余裕ある試合日程となった。
「日程は、少し前から情報が入ってわかっていた。中3日はないので、決まったことに対して自分たちで調整する。日程は間がしっかり空けば、何番目にどこがこようと気にしない」。
「中10日も長くもなければ、短くもないという感じ。少なくとも強豪国と対戦するときは120%の力を出さないといけないので、しっかりとした休養と戦略の落とし込みが必要です。1試合1試合、戦うことから始めたい」(藤井NTD)。
フランス視察の予定もあったが、コロナ禍で行くことができなかったという。ワールドカップ前までにホテルや練習場などの視察、試合会場でのテストマッチをする方向で調整しているという。また、トゥールーズで2試合行われることから、日本代表は南仏のトゥールーズ付近に拠点を構えることになりそうだ。
また、2023年ワールドカップから出場するチームのスコッドは、31名から33名と2人増えることになった。藤井NTDは「33名になって、国外から来るチームにとってはプラスになると思う。15人、15人とプラス3人(で33人)なので、単純にフロントロー、フッカー、スクラムハーフと専門職を増やしておきたい」と先を見据えた。
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