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ラグビー コラム 2021年2月19日

好調伝えられるキヤノンとNTTドコモ。名将就任で変革進むチーム同士の注目の一戦は激戦必死。

ラグビーレポート by 直江 光信
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名将就任によるチームの変化は、さっそく結果に表れている。キヤノンはプレシーズンマッチの初戦となった昨年10月17日のクボタスピアーズ戦こそ敗れたものの、翌週の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦に47-7で快勝。11月28日にはサントリーに43-35と勝利して自信を深め、12月12日のNECグリーンロケッツ戦は59-15と大勝を収めた。NTTドコモも11月28日にパナソニック ワイルドナイツから47-7で白星を手にし、12月5日のNTTコミュニケーションズシャイニングアークスとの「NTTダービー」も17-5と制して昨季の上位勢に連勝。順調な仕上がりをアピールしている。

キヤノンは1月に入り選手・スタッフに新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たため、チーム活動を2週間休止。トップリーグ全体も開幕直前に延期が決まり、新フォーマットで開催されることとなったが、大胆なスタイルチェンジの途上にある両チームにとっては、準備期間が増えたことによるプラスの側面も大きかっただろう。この1か月でどのように戦い方を研ぎ澄ませ、いかなるパフォーマンスを披露してくれるのか。期待は膨らむ。

NTTドコモスターティングメンバー

戦力面での注目は、何といってもNTTドコモに新たに加入したTJ・ペレナラマカゾレ・マピンピのビッグネーム2人だ。184cm、90kgの大型SHであるペレナラは、よく伸びるパスと正確なキック、鋭いランに加えリーダーシップにも優れ、NZ代表69キャップを誇る世界屈指の名手。南アフリカ代表の切り札として2019年のワールドカップ日本大会で鮮烈なインパクトを残したWTBマピンピは、驚異的な決定力でトライを量産してチームを勢いづけることが期待される。

一方キヤノンの看板となりそうなのは、沢木監督から新主将に指名されたSO田村優が率いるBK陣だ。アウトサイドCTBのジェシー・クリエルは南アフリカ代表の中でもトップクラスと評される身体能力を有し、攻守に絶大な存在感を発揮するアスリート。コンビを組むマイケル・ボンドも強靭なフィジカルが持ち味の弾丸系CTBで、アウトサイドにはサンウルブズで圧巻のトライ奪取力を世界に見せつけたWTBホセア・サウマキというフィニッシャーが控える。「トップリーグでもベストになれる可能性がある」と田村主将が自信をにじませるように、どのエリアからでも崩し、仕留め切る力を備えたBKラインは、相手にとって脅威となるだろう。

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