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ラグビー コラム 2021年2月18日

TJ・ペレナラ(NTTドコモ)、トップリーグでの抱負とオールブラックス「ハカ」の秘密を語る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ペレナラは「(日本代表SH)田中史朗(キヤノン)がハイランダーズにいた時、非常にプレースタイルが好きでした。日本のSHはテクニックがおそらく世界でもベストだと思います。今、レッドハリケーンズで練習していてもそう感じています。だから日本のSHのテクニックを学べることが楽しみです」。

「また、どういう準備をするのか、どういうプレーをするのか、本当に楽しみです。スキルもそうなんですけど、それ以上に毎週試合に臨むまでの準備の過程がどういうものかを学びたい」。

「それから安定したスキルが素晴らしいですよね。チームメイトにもペペ(秦一平)というSHがいて非常に小柄な選手だけど、すごい質の高いプレーをしていて、フィールドで非常に興味深く学んでいます」と話した。

今シーズンのトップリーグでは、ペレナラの出身であるニュージーランドを始め、各国の代表レベルの選手が参戦し、話題を呼んでいる。

ペレナラは「自分としては世界のトップ選手とトップリーグで対戦するのは楽しみです。SO/FB(フルバック)ボーデン・バレット(サントリー)とは元はチームメイトでしたが、昨年は彼がブルーズに行ってライバルとして戦ったのは楽しかったです」。

「神戸製鋼にはLO(ロック)ブロディー・レタリックもいますし、(オーストラリア代表の)FL(フランカー)マイケル・フーパー(トヨタ自動車)もプレーします。このような世界のトッププレイヤーが同時に日本にいることは本当に素晴らしいことです。これから始まるトップリーグでのチャレンジが楽しみで仕方ないです」と開幕を見据えた。

最後にトップリーグで、レッドハリケーンズ、ラグビーファンにどんなプレーを見てほしいかを聞くと、ペレナラは「熱いものを見せたい。僕はラグビーをするのが好きで、オフェンスもディフェンスもすべてのプレーを見てほしいです」。

「ディフェンスが嫌いな9番もいますが、僕にとってディフェンスは、自分が試合で貢献できる1つの大きな役割だと思います。パスも得意ですし、ボールを持っている時でもディフェンスの時でもとにかく走ります。それから突破役としての役割も果たせると思います。すべての試合に全力でプレーするのをファンに見てほしい」と意気込んでいる。

高いレベルで攻撃的なプレーを持ち味とするペレナラが、レッドハリケーンズの攻撃をリードし、白星を重ねて快進撃に導くことができるか。NTTドコモがホワイトカンファレンスの台風の目になるためには、9番ペレナラの躍動が欠かせない。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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