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ラグビー コラム 2021年2月16日

稲垣啓太はプレーで伝える。 過去最高の仕上がりで臨む新シーズン

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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──対戦が楽しみなチームはありますか。
「どのチームというのはないです。目の前の試合に対して準備し、それが結果をとして出て、また次の試合の準備をする。その繰り返しの先に優勝という文字が見えてくると思います。先を見すぎないということが大事だと思います」

──本来は1月16日の開幕だったものが、急きょ1カ月あまり伸びました。選手としては、どんな気持ちになるものですか。
「正直に言うと、白けるなぁという感じでした。ファンの皆さんもそうだったと思います。ただ、そのマインドをすぐに切り替えられるかどうか、ですよね。誰も悪くないし、自分にコントロールできないことにフラストレーションをためても仕方がない。次に自分たちが力を発揮する場所が必ず来るから、そのための準備を繰り返すしかない。その切り替えができるかどうかだけです。選手より、ファンの皆さんのほうが、切り替えが難しいのではないですか。お金を払ってチケットを買ってくださっていたわけですから」

──楽しみにしていた試合がなくなるのは、辛いですよね。
「だからこそ、我々選手が次のステージで、これまで以上にみなさんに何かを感じてもらえるような試合をしなくてはいけないと思います。皆さんと一緒に、良いコンペティションを作り上げていきたいですね」

──コロナ禍での開幕で、トップリーグが発信できることは何だと思いますか。
「トップリーグが、という大それたことは言えませんが、一選手として、ラグビーはメッセージを何か発信できるのではないかと思っています。僕が伝えたいメッセージをファンの皆さんがどう受け取るかは自由ですし、どう伝わるかは分かりませんが、何かしら感じてくれたらいいなと思います。最大限に感染予防をして、コンペティションをやり切る。自分にできることをやり続ければ、こうしてスポーツを続けることができるし、スポーツ以外にも言えることが伝わればいいですね。みんな、今できることをやるしかないですよ。コロナ禍でも生きて行かなきゃいけないんです。今できることは何なのかという部分を皆さんに感じてもらえたら、選手として嬉しいです」

稲垣啓太選手

一つ一つの質問に対してさまざまな角度から語るトーク術はいつも感心させられる。しかし、稲垣は、ラグビーをプレーし、それを見てもらうことでメッセージを伝えようとしている。今後のCMやメディア出演への期待感を伝えると、「どこに出てもラグビー選手ですから、どんな形でもラグビーを盛り上げていきたいですね」という言葉が返ってきた。パナソニック ワイルドナイツは開幕節(2月20日)、秩父宮ラグビー場でリコーブラックラムズと戦う。プロラグビープレーヤー稲垣啓太のパフォーマンスが楽しみだ。

文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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