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ラグビー コラム 2021年1月19日

36年ぶり関西勢の優勝。初のラグビー大学王者に輝いた天理大学、優勝記念祝勝対談

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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国立で初優勝を果たした天理大学 (C)JRFU

松岡主将は「目標だった日本一を達成できた。次のステージにでも、ひたむきにハードワークして頑張って、まずは試合に出て、日本代表になって、桜のジャージー背負って。それに向けて頑張っていきたい」。

フィフィタ副将も「僕も今年の目標である日本一を達成できたので、次は上のステージでやるのを楽しみにしています。次の目標は桜のジャージー。(松岡)大和、(藤原)忍、(松永)拓朗とまた一緒に、桜のジャージーを背負って一緒に戦いたい」と意気込んだ。

小松監督は、改めて指導者として意識していることを聞かれて、「実績がないような子が多いが、天理大学で頑張れば強いチームに勝てると願って期待して入って来る子が多い。その子たちの期待に応えられるチームでないといけない。170人いますから、レギュラーになれるかなれないかは別として、4年間、天理大学に来て良かったと思えるクラブでありたい」と語気を強めた。

また、フィフィタ副将は連覇がかかる後輩たちに「1~3回生は結構、『弱い』と言われていますがが、僕の中ではやれば優勝できる。しんどいことやって、みんながまとまって戦う。それが揃ったら絶対優勝できると思っているので頑張ってほしい」とエールを送った。

最後に松岡主将が「この1年、イレギュラーなシーズンで、たくさんのことがあって、みなさんのサポートがあってここまで来られました。みなさんに日本一という恩返しができて僕らも嬉しいです。自分たちが優勝したことで、関西のラグビーも盛り上がると思いますので、関西への熱い応援のほどよろしくお願いします!」という挨拶で優勝座談会を締めた。

天理大学ラグビー部はコロナ禍や、寮でのクラスター発生という難しい状況を乗り越えて、見事に初優勝、そして関西に36年ぶりに大学選手権優勝のカップを持ち帰った。来季は追われる立場となるが、大学選手権優勝という大きな自信を糧に、名将・小松監督の下、3回生以下の選手たちが連覇に挑む。

文:斉藤健仁
写真提供:関西ラグビーフットボール協会

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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