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ラグビー コラム 2021年1月12日

【ハイライト動画あり】涙の天理大初優勝。関西勢36大会ぶりの頂点。ラグビー大学選手権決勝

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ラグビー 全国大学選手権 20/21 決勝

【ハイライト】天理大学 vs. 早稲田大学

すると一気呵成に前半5分にCTB市川敬太、前半10分にLOアシペリ・モアラが連続トライ。不動の司令塔・SO松永拓朗のキックも好調で14-0とした。

早大はFWで一歩も引くつもりはなく、「そもそもFWで行こう、ということは我々のテーマでした」(早大・相良南海夫監督)。

しかし天理大の圧力が「予想以上」(同監督)だった。

早大も前半20分、敵陣右のラインブレイクからFWで攻勢をかけ、PR小林賢太がフィニッシュ。ビハインドを7点(7-14)に縮めるが、ここから天理大は2トライと1PGを追加する。

天理大は準決勝で不安定だったラインアウトを見事に改善し、モールを組んで敵陣深くに入ると前半31分、SH藤原忍のパスからCTB市川敬太が左隅でトライ。

そして前半41分にはCTBシオサイア・フィフィタからのパスを受けたCTB市川が、早くもハットトリックを達成した。

2020年のサンウルブズ(日本)にも参加したCTBフィフィタは抜群の突進力を誇るが、この日は常にトライアシストに徹した。

2年前の決勝戦は最終盤に一人でショートサイドに突っ込みノックオン。直後にノーサイドとなり、目の前で明大が優勝を決める痛恨を味わっていた。

しかし最上級生になったフィフィタは、たびたびスタンドオフの位置にも入るスキルフルな“アシスト名手”になっていた。

天理大のFL松岡キャプテンは「サイヤ(フィフィタの愛称)は周囲を活かすプレーが(サンウルブズに)行く前よりもできています」と語り、サンウルブズでの経験が大きかったと明かした。

29-7で前半を折り返した天理大。

後半4分頃にFL松岡キャプテンが足を痛めた様子を見せるがプレーを続行する。すると同6分には強力スクラムでプレッシャーをかけ、インゴールに転がり出たボールをSH藤原がグラウンディング。36-7とした。

早大は武器である正確なラインアウトが不安定で、後半9分にはこの日2度目のノットストレート。得意のラインアウトモールでも天理大を圧倒できなかった。

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