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ラグビー コラム 2021年1月5日

【ハイライト動画あり】初優勝を目指す京都成章、連覇を狙う桐蔭学園が決勝進出。ラグビー全国高校大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ハットトリックの桐蔭学園FB矢崎由高

さらに6分、自陣のハイパントキックから相手を崩して攻め込み、FL小池隆仁(3年)が抜け出し、SH伊藤光希(3年)、LO青木恵斗と繋いで青木が中央にトライを挙げて、26-12とリードを広げる。

さらに23分、26分、SO中優人(3年)が前に出てくる相手の守備に対し、裏にキックし、FB矢崎の2トライを演出。矢崎は後半だけでハットトリックを達成した。結局、終わってみれば40-12で桐蔭学園が快勝し、決勝に駒を進めた。

初の決勝進出ならなかった大阪朝鮮高の権晶秀監督は「選手たちは最後までチャレンジして頑張ってくれた。胸を張ってほしい。最後までいいゲームができた」。

「(今年の)スローガンは使命でした。(大阪)朝高でラグビーする子に夢と希望を与えるのは使命で、それを全力を果たしてくれた」と選手たちを称えた。

実力を発揮し、連覇のかかる決勝に進出した桐蔭学園の藤原秀之監督は「1対1で、想像以上に相手が強くてまったく勝てなかった」。

「1対1の部分をサポートしてあげないとしんどくなる。また、前に出てくるので裏のスペースと横のスペースはだいぶ空いているので、どちらのスペースを使うのかは明確にしなさいという指示をしました」と冷静に振り返った。

1月9日(土)決勝のカードは、連覇のかかる桐蔭学園と初の優勝を目指す京都成章となった。過去最多の63校が出場した100回目の記念大会を制するのはどちらとなるのか。試合は午後2:05にキックオフされる。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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