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ラグビー コラム 2020年12月25日

連覇狙う桐蔭学園、 続くのは東海大大阪仰星? 初出場4校も実力派揃い

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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優勝争いは、連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)、近畿大会王者の東海大大阪仰星、九州NO1の東福岡、御所実業(奈良)、京都成章らの校名があがるが、神奈川予選決勝で桐蔭学園を追い詰めた東海大相模、強豪ひしめく近畿ブロックを勝ち上がった報徳学園、その報徳を兵庫県決勝で破った関西学院も確かな実力を備える。菅平高原の練習試合で御所実業と僅差勝負を繰り広げた國學院栃木、2m超の大型LOワーナー・ディアンズを擁する流経大柏、攻撃力のある常翔学園(大阪)なども絡んで、ベスト8以上の戦いは予断を許さない。

これら強豪校の中で特別な思いを抱くチームのひとつが、御所実業だ。竹田寛行監督が60歳となり、今年度で定年退職となる。部員2人の時代から32年、同じ奈良県のライバル天理と切磋琢磨し、今大会で13回目の出場。そのうち4度ファイナリストとなっているが、いずれも準優勝。悲願の優勝へ教師生活最後の挑戦である。その後もラグビー部の指導は続けるが、区切りの年に選手、OB、関係者が一丸となっている。しかし、組み合わせは厳しい。1回戦で報徳学園と対戦し、同じブロックに國學院栃木、東海大相模などシードされてもおかしくない実力校が並んでいる。果たして、この激戦区を勝ち抜き、悲願の頂点に立つことはできるのか。御所実業の戦いは1回戦から目が離せない。

どのチームにもそれぞれのストーリーがあり、コロナ禍のなかで、コーチ、選手が練習に工夫をこらし、努力を続けてきたチームばかり。その道のりを思いつつ高校生たちの戦いを見守りたい。

文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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