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他にもシードこそされなかったが東からは3校を推したい。一昨年度大会ベスト4の流通経済大柏(千葉)には、今年度はFLでもプレーする身長202cmのディアンズ・ワーナー、決定力の高いWTB小澤ジョージィ(ともに3年)がおり、今大会も上位進出をうかがう。
日本航空石川(石川)はNO8パトリク・ヴァカタ(3年)らがいるモールは強力で、SO嶋竜輝(3年)のゲームメイクも光る。中部大春日丘(愛知第1)には主将のNO8福田大晟、PR乳井大士、SH大海柊人、SO堀日向太(いずれも3年)、WTB小池陽翔(2年)、さらに1年生ながら先発している身長191cmのLO物部耀大朗などとタレントが揃う。
他にも予選決勝でダブルハットトリックを達成したWTBナイバルワガ トマシ(3年)を擁する秋田工業(秋田)、LO最上太尊(2年)やNO8渡邉元(3年)ら、FWに強い選手が揃う仙台育英(宮城)、NO8吉田爽真と主将のSH細矢聖樹(ともに3年)が中心の國學院栃木(栃木)、SH高橋佑太朗&SO黒川和音の2年生ハーフ団が攻撃のタクトを握る茗渓学園(茨城)なども力がある。
東海大相模、台風の目となるか?
都道府県予選2位チームによるブロック予選を勝ち上がったのは、函館・ラサール(北海道)、黒沢尻北(東北)、東海大相模(関東)、開志国際(北信越)、四日市工業(東海)、報徳学園(近畿)、創志学園(中国)、新田(四国)、長崎南山(九州)の9校。
この中では、激戦となった近畿ブロックを勝ち上がった報徳学園、1月のサニックスワールドユースの予選会と関東ブロックを制した東海大相模も侮れない。
そして、今大会で都道府県予選を勝ち上がっての初出場校は、文武両道でも知られる川越東(埼玉第1)のみで、ブロック予選からは開志国際、四日市工業、創志学園の3校が嬉しい初出場となった。
花園は負けたら終わりのノックアウト方式、今季はコロナ禍で唯一の全国大会となった。高校ラガーたちが3年間のすべてを出し切る熱さがあるからこそ、見ているものの心を打つ。果たして100回目の記念大会を制するのは優勝常連の強豪校が、それとも初優勝校となるのか。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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