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ラグビー コラム 2020年12月22日

100回目の花園も将来のスター候補がずらり 注目選手をピックアップ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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安田昂平(御所実業)

奈良県の御所実業は、準優勝3回と何度も悔しい思いをしてきた。悲願の日本一を目指すキーマンが安田昂平(やすだ・こうへい 3年)だ。BKならなんでもこなすが、今大会はSOでプレーすることが多くなりそう。身長180cmとサイズもあり、50mを5秒9で駆け抜ける。前大会ではWTBで出場しタックラーを次々にかわすランで観客を魅了した。父は御所実業高校の教員で、小学校の頃から同校のグラウンドで遊んでいたという。御所育ちの万能BKは将来の日本代表入りが期待される一人だ。

サイズ面で期待が高まるのは、流経大柏のディアンズ・ワーナー(200cm、115kg、3年)、日本ラグビー界待望の長身LOだ。ニュージーランド出身だが、父がNECグリーンロケッツのコーチを務めたことで来日し、つくばインターナショナル中学で学んだ。大人しい印象だが覚醒しフィールドで大暴れする姿が見てみたい。京都成章のLO本橋拓馬(もとはし・たくま 3年)も193cm、113kgと体格は申し分なく、ボールキャリアーとしても優れる。京都成章の大黒柱として優勝を見据える。

この他にも楽しみな選手が多いが、大阪の常翔学園で1年生からSOを務める仲間航太(なかま・こうた 2年)は状況判断に優れ、パススキルが高い。初出場チームでは、2015年創部の開志国際(新潟)に國分啓充(こくぶ・ひろみつ 3年)がいる。171cm、92kgと小柄だかがっちり体型で少々のタックルでは倒れない。FWもBKもこなす万能選手だ。この他、全国的には無名でも才能豊かな選手がたくさんいる。自分なりのイチ押し選手を見つけて観戦を楽しんでもらいたい。

文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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