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ラグビー コラム 2020年12月16日

五郎丸歩、全力で走り抜けた32年間。引退表明会見でラストシーズンにかける思いを語る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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そして、シーズン前に引退発表会見をすることに関しては「私自身が決めました。引退発表会見はシーズンを終えた後にするのが、本来の形であると理解しております。しかし、昨シーズンも新型コロナの影響で、6試合で終えたことが大きな要因です」。

「もう1つの大きな要因は、2015年ワールドカップ後から本当に多くの方に応援していただき、支えていただいた。もしかしたら途中で中断してしまうかもしれない中、そういった方々に今シーズン前に、しっかりした形でご挨拶させていただき、自分のラストシーズンを迎えることが、みなさまに対する私が考える礼儀として考え、この会見を承諾していた」と説明した。

日本代表の通算得点記録を達成した日韓戦

まだラストシーズンが残っているが、五郎丸選手に取って一番思い出に残っている試合、シーンを聞かれ「32年もラグビーやっていると、一番を選べなくなりますが、日本のラグビーの歴史を変えた、あの(2015年ワールドカップ)南アフリカ戦は心に残っている」。

「次のスコットランド戦で大敗したことも思い出の一つですし、ヤマハとして入れ替え戦を戦ったゲームも自分の中では一番です。一番を選ぶのは難しい。すべての試合、練習が自分の中では一番なので、一番を選ぶことはできない」という。

常々、「ラグビー文化として日本に根付かせたい」と話した五郎丸選手。その達成度を聞かれて「みなさんのおかげで、アジア初開催となった2019年ワールドカップがこれだけの成功したのは、ラグビー界にとって本当に大きなことだったと感じています」。

「ワールドカップ後のシーズンは大事でしだが、新型コロナウィルスの影響で6試合戦った後、中断、終了したことは非常に残念に思いますが、1月16日に開幕するトップリーグでみなさんの期待に応えられるように、ラグビー界あげて頑張っていきたい」と語気を強めた。

五郎丸選手と言えば2015年ワールドカップ後に「五郎丸選手ポーズ」が流行ったが、そのときの心境を聞かれて、やや困った表情をした後、「ラグビーをずっと続けた人間としては、やはり1人にフォーカスされることに対する違和感はありました。ラグビーはヒーローが出るわけではなく、チームみんなが役割を全うして勝利が見える」。

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