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トライネーションズ(ザ・ラグビーチャンピオンシップ)
【ハイライト】オーストラリア vs. アルゼンチン
オーストラリアがこの反則によるPG(ペナルティゴール)を決めて3点を先取。しかしアルゼンチンも前半18分にPKを奪うと、ここまでチームの全得点を決めているSOニコラス・サンチェスがPG成功。すぐに3-3とした。
すると前半27分、今度はオーストラリアのFLマイケル・フーパー主将が、ラックのクリーンアウトが危険だったとしてシンビンに。
ここから勝負の振り子はアルゼンチンに振れた。
アルゼンチンがPGを追加して6-3としていた前半34分、自陣22m付近からラインアウトモールで大きく前進。ここでSHフェリペ・エスクラが狭いサイドを突破し、快足のWTBバウティスタ・デルギイにつなぎ、右中間に大会初戦以来のトライ。ゴール成功で13-3とした。
その後にオーストラリアも前半43分にPGを返して、前半はアルゼンチンの7点リード(13-6)で折り返した。
後半は雨脚が強くなり、7点ビハインドのオーストラリアは苦しい状況に。ただゴールドジャージーの軍団はスクラムに光明を見出した。
後半11分、オーストラリアは堅固にまとまりスクラムでペナルティを奪取。ここでPGを狙って4点差(9-13)に詰め寄ると、2分後にも途中出場のPRタニエラ・トゥポウの馬力もあって相手スクラムをターンオーバーした。
しかし、すぐに勢いは削がれた。
後半20分、途中出場していたオーストラリアのルカーン・サラカイアロトが、守備時に相手頭部へバインドをしないコンタクト。一発退場(レッドカード)となり、残り20分間を14人で戦うことになってしまったのだ。
このペナルティによるPGをアルゼンチンがHポールに通し、“ロス・プーマス”のリードはふたたび7点(16-9)に。
しかし14人のオーストラリアはこの後、アルゼンチンの牙城を崩してトライを奪うのだった。
きっかけはSHニック・ホワイトのジャッカル。ここから敵陣22m内に侵入するとラインアウトモールで攻勢をかける。ここで反則によりトライを防いだとして、アルゼンチンのルーカス・パウロスがシンビンに。
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