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ラグビー コラム 2020年11月27日

オールブラックスに試練の刻。22年ぶりの3連敗阻止へアルゼンチンと再戦!トライネーションズ2020第5戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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しかし勝利を欲する餓狼となったオールブラックスは強い。2019年W杯では準決勝でイングランド代表に完敗したが、続く3位決定戦でウェールズ代表にきっちりと大勝(40-17)している。

果たして連敗脱出は成るか。雪辱戦に向かうオールブラックスのメンバー23人が発表されており、前回のアルゼンチン戦からは先発で3人の変更があった。

【ニュージーランド】スターティングメンバー

先発変更はすべてフォワードで、PRネポ・ラウララ、LOスコット・バレット、そして代表2キャップ目となるFLアキラ・イオアネが6番を任された。

FLケイン主将がチームを率い、ハーフバック団は代表100キャップ到達目前のアーロン・スミス(現在96キャップ)とSOリッチー・モウンガが担う。

前戦でもトライを決めた今年代表デビューのWTBケイリブ・クラークはすでに主力の風格。WTBジョーディー・バレット、その兄であるFBボーデンと共にバックスリーを形成する。

一方、NZ戦の初勝利が世界で賞賛されたアルゼンチン。

今年は新型コロナウイルスの世界的流行が直撃し、9月にはアルゼンチン・ラグビー協会がレデスマHCとコーチ2名、代表選手5人の新型コロナウイルス陽性を発表した。

レデスマHCは「選手の中には4か月間家族に会えなかった者もいる」と語っており、6月にスーパーラグビー国内大会でプレーを再開したNZ選手たちと実戦経験に差があった。

テストマッチは19年W杯から約13か月ぶり。そんな不利を跳ね返し、歴史上初めて黒衣軍を撃破したうえ、続くオーストラリア戦では15-15で引き分けた。

NZ戦の歴史的勝利を「アルゼンチン・ラグビーにとって偉大な日」と振り返ったアルゼンチンのFLパブロ・マテーラ主将は、チームを突き動かしている大義を熱く語っていた。

「現時点で私たちの国は最も厳しい時期にあります。だから私たちは(アルゼンチンの)人びとに『もしあなたが戦い、ハードワークをするなら、あなたが求めるものを手に入れられる』と伝えたかったのです」

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