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その後は明治大学がスクラムでプレッシャーをかけてペースをつかむ。12分、ゴール前のスクラムからNO8箸本が持ち出して左中間にトライを挙げて31-23とする。
さらにWTB石田のランからチャンスをつかみ、途中出場のSO(スタンドオフ)齊藤誉哉(2年)がキックパスし、同じく途中出場のWTB齊藤大朗(4年)がトライ。さらにPGを加えた明治大学が39-23で逆転勝利を収めた。
明治大学の田中澄憲監督は、「前半、試合に入り込んでいなかったが、スクラムとモールで帰ってこられて明治らしさにつながった。1つ超えた、成長した試合になった」。
「次回、早稲田大学さんと試合があるのでしっかり出し切る準備をしていきたい」と言えば、箸本キャプテンも「(敗戦した)慶應戦の反省を生かし、強みであるアタックをチャレンジして、ミスはたくさんあったが自信になった」と手応えを口にした。
前半10分、慶應義塾大学が1年生FB(フルバック)山田響(報徳学園出身)のPGで3-0と先制に成功する。早稲田大学も21分、ラインアウトを起点にボールを大きく動かし、最後はSO吉村紘(2年)が左隅に押さえて5-3と逆転に成功する。
さらに34分、早稲田大学はハイパントからチャンスを得て、ボールを左右に大きく動かして、最後はFB河瀬諒介(3年)からWTB槇瑛人(2年)に渡り右隅にトライ。SO吉村が難しい角度のゴールを決めて、12-3とリードを広げる。慶應義塾大学もロスタイムにFB山田がPGを返し、6点差に追い上げてハーフタイムを迎えた。
アカクロデビューを果たした早稲田大1年SO伊藤
後半も一進一退の攻防が続き、後半16分、早稲田大学がPGを加えて、再びリードを15-6と9点差に広げる。すると慶應義塾大学はゴール前でモールを形成して押し込み、最後はNO8高武俊輔(2年)が押さえてトライ、11-15と4点差とした。
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