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ラグビー コラム 2020年11月16日

【ハイライト動画あり】アルゼンチン代表プーマス 初めてオールブラックスを破る快挙 ニコラス・サンチェス全25得点あげる

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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後半35分、アルゼンチンは、サンチェスがハーフウェイライン左中間という50m以上のロングPGを決めて、25-10。勝利をほぼ手中にした。スタンドでは、メンバー外の選手たちが大盛り上がり。アルゼンチンの国旗を振るサポーターの姿もあった。試合終了間際にNZのクラークがトライを返したが直後にノーサイドの笛が鳴った。「アルゼンチンラグビーにとって、ビッグデーだ」。ジャッカル、タックルでNZの前に立ちはだかったパブロ・マテーラキャプテンは、涙をこらえながらコメントした。NZからの悲願の初勝利は、絶対不利を予想された状況下で成し遂げられた。

ボールを持って突進したキャリーの回数は、125-100でNZが多く、進んだ距離も327m-240mとNZが上回っている。光ったのはアルゼンチンのディフェンスで、152回のタックルを成功率90%で決めた。出色の活躍だったSOニコラス・サンチェスは、1トライ、1ゴール、7PGを決め、チームの全得点をあげた。アルゼンチンの次戦は、11月21日、対オーストラリア。11月28日には、2011年以来のテストマッチ連敗となったニュージーランドと、再び相まみえる。牙をむくNZにアルゼンチンがどんな戦いを見せるのか楽しみだ。

文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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