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ラグビー コラム 2020年11月13日

立命館大学、負けられないライバル同志社大学との対戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 立命スポーツ編集局
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先週、ラグビー関西大学リーグがついに開幕した。立命館大学の初戦の相手は、関西の強豪・京都産業大学

試合は前半に先制を許すも、逆転し折り返すことに成功。後半も先にトライし、PG(ペナルティゴール)も決め、点差をつけた。しかし、徐々に相手に流れを持っていかれ、試合終了間際に逆転を許し、敗戦。初戦を勝利で飾ることはできなかった。

試合後、インタビューで立命館の中林監督は、「交流試合の敗戦を糧に、何とか相手の強みでも勝負し、自分たちのペースで試合をしようと意識した。前半はうまくいったことが多くあり、リードして折り返せたが、最後の最後で相手FW(フォワード)との勝負に負けてしまった」と振り返る。

前節の京産大戦でトライを狙うCTB木田晴斗(情理3・関西大倉)

主将の庄司拓馬(済4・東海大仰星)も「相手の強みであるセットプレーを避けるため、インプレーを長くした。自分たちがやりたいラグビーを継続することはできていたが、詰めが甘かった」と悔しさを露わにした。だが、「試合はまだまだ続く、下を向いている暇はない」と2人は、次の試合へと気持ちを切り替えている。

次の相手は、先日の関西大学戦で接戦をものにした同志社大学だ。すでに1敗している立命館は、選手権に出場するためにも勝つことが絶対条件となる。同志社には最近のリーグ戦で勝利がなく、立命館にとっては少々相性の悪い相手だ。昨シーズンは全国大会の出場権まで献上してしまった。因縁の相手にそろそろ勝利したい。

同志社のストロングポイントとして挙げられるのは、統率された組織力ではないだろうか。FWとBK(バックス)が一体となり、広くピッチを使う攻撃を止めるのはかなり難しい。個々人の強さが売りの京産大とは違い、全員でトライを取りに来るチームだ。

立命館としては、統率された守備を継続していかなくてはないだろう。また、軽率なミスも極力なくしていかなければならない。先日の関大戦でも、同志社は相手のミスから攻撃を仕掛け、トライを取り切っている。この力が、先日の接戦をものにした1つの勝因だろう。攻撃時は、しっかりとボールを継続しなければならない。

敵陣を攻めるFL宮下大輝(営3・報徳学園)

次の試合に向けて、中林監督は、「今日の試合で悪かったところは反省し、よかったところを伸ばす。やることはそれほど変わらないため、もう一度、自分たちのラグビーについて確認し、同志社戦へ挑みたい。」と語った。

先日、敗戦したとはいえ、確実な成長を見せることができた立命フィフティーン。次は勝利という形でチームの本来の姿を見せつけたい。

文:太田秀平/写真:福清真人(立命スポーツ編集局)

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局では立命館大学体育会の活躍を多くの人に知ってもらえるよう、週末を中心とした取材活動や、定期的な新聞・号外の発行、HP記事の掲載を行っています。取材した試合の速報はTwitterで、写真はFacebookでそれぞれ配信しています。公式サイト

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