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【ハイライト】帝京大学 vs. 立教大学|ラグビー 関東大学対抗戦2020
さらに帝京大は前半33分にWTB尾ザキ(山に竒)、同37分には敵陣ラインアウトモールから力強く前進し、最後尾のHO 李承ヒョ(火に赤赤)がフィニッシュ。
キックチェイスや攻守交代後の反応など、運動量でも明確に上回ってきた帝京大は前半ラスト、スクラムで大きく前進すると、CTB押川敦治(京都成章、3年)が接点に走り込んでトライを奪い、38-7として後半へ向かった。
迎えた後半は、帝京大のワンサイドゲームだった。
帝京大のスキル豊富かつパワフルなランナーに対し、立教大はディフェンスで後手に回り、後半5分にはWTB平坂海人(日向、4年)が相手を次々に抜き去って後半最初のトライ。
さらに、働き者であるFLリッチモンド・トンガタマ(オタフフカレッジ、3年)がその4分後に接点勝負を制してグラウンディングし、50得点の大台に乗せた。52-7
圧倒的なスクラムでも前進しながら後半11、14分に連続トライを決めると(64-7)、後半20分にはリザーブの7人を一挙に投入。
ここから後半23分のラインアウトモールで途中出場の江良颯がインゴールを割ると、同じく途中出場のSO高本幹也(大阪桐蔭、2年)のショートパントを防御裏で再獲得し、19番を背負ったアレクサンダー・マクロビー(セントケンティガンカレッジ、2年)が相手インゴールへ。
途中出場組が躍動する選手層の厚さも見せ、帝京大が78-7とリード。さらに試合終了までの残り10分間で4トライを追加。106点を奪って、真紅のジャージーが今季4勝目を挙げた。
5敗目を喫した立教大学の福田明久監督は、敗因について「最後はフィジカルの差が出た。また全員でカバーすることができなかった。結果的に3桁(106点)を取られて悔しい」と語ったが、視線は次戦へ向けていた。
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