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ラグビー コラム 2020年11月6日

成長途上の立教大。潜在力秘めた帝京大にチャレンジ。関東大学対抗戦A

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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注目はFB小林将也(國學院栃木、4年)。身長163センチのハードワーカーで、ディフェンスでは苦しい場面に身体を張り、アタックでは俊足を活かしてチャンスを創出する。

そんな立教大が立ち向かうのは、今季4勝目を狙う帝京大だ。

帝京大は、2017年度に堀越康介(現サントリー)をキャプテンとして大学選手権9連覇を成し遂げたが、今年の4年生はそのV9を部員で経験している最後の世代だ。

常勝文化の継承という意味でも重要な2020年シーズンは、岩出雅之監督のもと、変わらず『ENJOY & TEAMWORK』を指針とし、 松本健留キャプテン(大阪桐蔭、4年)が先頭に立って3季ぶりの頂点を狙う。

そんな帝京大だが、4戦目の早大戦で今季初黒星(29-45)を喫した。

高速で組み立てるラインアウトモールなど、早大が用意していた策略には、早大らしい“小よく大を制す”心構え、創意工夫の文化を感じざるをえなかった。

しかし一方で、帝京大に潜在力を感じた観客も多かったのではないだろうか。

帝京大は開幕から3戦は本拠地グラウンドが試合会場で、大きな会場(秩父宮ラグビー場)での公式戦は早大戦が初めてだった。

選手たちの緊張について、岩出監督は「前半、後半を通して、選手たちの硬さが取れなかったのですが、この経験は次に活きてくるのではないかと思っています」とのコメントを発表している。

攻勢時のフォワードの迫力はV9時代を彷彿とさせ、バックスは大学トップレベルの決定力を誇る。

経験値を積んで、チームの完成度がさらに高まれば――そんな期待が自然と湧いてくるチームだ。

立教大戦の舞台は上柚木公園陸上競技場であり、観客も入る。敗戦のイメージを払拭する場としても活用できるかもしれない。

先発メンバーが発表されており、FL松本主将が先発し、フッカーは大阪朝鮮出身の李承ヒョ(火に赤赤)。ゴールデンルーキーの江良颯(大阪桐蔭、1年)が「すべてを見習いたい」と語る4年生だ。

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