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ラグビー コラム 2020年11月1日

天理大学、コロナ禍を乗り越え、5連覇を目指す黒衣の絶対王者。ラグビー関西大学リーグチーム紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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バックローはキャプテンFL松岡、モアラ以外にも、2年生までケガをしていたFL服部航大(3年)が先発に絡んできそう。他にも松岡キャプテンが「突破力がある」と期待する山村勝悟もレギュラークラスで、ジョネ・ケレビ、亀沖泰輝(ともに3年)もおり層が厚い。

BK(バックス)陣は経験豊かな選手が揃う。ハーフ団は攻撃的なSH藤原、ゲームコントロールに長けたSO松永のコンビは鉄板であり、控えSH争いにはルーキーの高岸尚正(常翔学園)も加わっている。

サンウルブズでもプレーしたフィフィタ

CTB(センター)は12番にCTB市川敬太、そして13番にフィフィタという4年生コンビが入り、1年生のCTBマナセ・ハビリ(高知中央)が控えに入る形になりそうだ。

WTB(ウィング)には、昨年は出場していなかったが、今年先発の座を射止めたWTBアントニオ・トゥイアキ(2年)、もう1人のWTBは土橋源之助(4年)、荒川浩二郎(3年)やマナセもWTBで出場することもあるかもしれない。また、FB(フルバック)にはエースの江本洸志(3年)が入る。

小松監督は「交流戦を通じて、8月まである程度仕上げていたので、そのあたりまで戻ってきた。ただ、体力的なところよりも、試合の経験が圧倒的に足りない」。

「(大学選手権で)関東勢と対戦することを考えたらセットプレー、フィジカル、すべてにおいて足らない。関東のチームと対戦することをイメージしながら、(差が)開いていかないようにやっていきたい」と先を見据えた。

時間を見つけては、自らフィットネストレーニングを課してきた副キャプテンCTBフィフィタは「まず関西で5連覇を目指し、その次に大学選手権で日本一を取って卒業したい!」と語気を強めれば、松岡キャプテンは「1試合1試合、試合の中でレベルアップしたい」と意気込んだ。

9月の練習再開後、「Tear Down Walls その壁を越えて、進め。」と書かれたのぼりが立った。大学側からの激励の言葉だという。この言葉通り、天理大は様々の壁を打ち破り、今年こそ悲願の大学王者となり、小松監督が宙を舞う姿を見ることができるか。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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