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ラグビー コラム 2020年9月29日

【インタビュー動画あり】関東大学対抗戦A、関東大学リーグ戦1部が開幕 日本代表SO田村優が大学ラグビーを語る

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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──大学時代は、どんなモチベーションでラグビーに取り組んでいましたか。
「もちろん学生日本一は目指しているのですが、寮生活も楽しみました。みんなで目標に向かってラグビーをするのが楽しかった。生活の中でバランスはとって、ラグビー漬けではなかった気がします。飲んで、食べて、みんなで騒いで、一生懸命練習して、そんな時間を楽しみました」

──明治大学は上下関係が厳しい時代が長かったですね。田村選手の時はどうだったのですか。
「1、2年生の時はありましたね。理不尽なこともありましたけど、先輩に対する気遣いとか、社会に出ても通用する大事なことも学べた気がします」

──印象的な試合はありますか。
「大学4年生の最後(大学選手権準決勝 2011年1月2日)に早稲田に10-74で負けたのですが、あれは衝撃的でした。勝てると思って臨んだので。僕もろっ骨を痛めていて、4年生が次々に怪我で倒れて、ショックを受けました」

──コロナ禍で今年は春からの準備がしっかりできませんよね。
「学生はもどかしいでしょうね。4年生は最後のシーズンで可哀そうに思います。チームメイトと楽しく過ごす時間も削られていると思うし、行動制限もありますし」

──無観客試合も多いですね。
「これは、僕はやったことがないから分からないけど、つまらないですよね。将来を考えれば、人に見られている中でプレーすることに慣れる必要もあると思うんです。緊張感を味わっておかないと、将来に影響するのではないかと少し心配ですね」

──今年の母校のことは何か聞いていますか。
「キャプテンが箸本龍雅君になりましたよね。彼はすごい選手ですね。でも、もっと粗削りなところが欲しいです。今の大学生は、LOとはこういうもの、SOはこんな感じでと、同じようなプレーをしているように見えるんです。でも、トップリーグはみんな大きくて、速くて、強い。スーパーラグビー、テストマッチになったら、さらにレベルが上がります。短所がないということより、長所がずば抜けている方が選ぶ側も選びたくなる。今はいろんな情報を得られるし、日本代表は走るテストでこれくらいの数値を出すとか、こんなスキルができるとか、情報がシェアされています。でも、そうではないところの強さを持っている選手が日本代表になり、トップリーグで活躍している。ここは理解しておかないといけないですね。もちろん、個人プレーに走ってしまうと選ばれづらくなりますけれど」

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