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ラグビー コラム 2020年9月25日

タラナキがランファリーシールド防衛戦へ!NZ国内選手権「マイター10カップ」でオタゴと激突

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ただタラナキは実力者ぞろいだ。

スーパーラグビーのNZ国内大会「アオテアロア」で大活躍だったジャッカルの名手、FLラクラン・ボーシェ。機動力に溢れるHOリッキー・リッチテリ。俊足のCTBショーン・ワイヌイ。

ただカンタベリー戦ではスタンドオフ、フルバックをバレット兄弟が務めており、ゲームメイク、キック戦術には工夫が必要かもしれない。

一方、ランファリーシールドの奪取を期して、NZ南島から乗り込むオタゴ。

今年のNZ代表はいないが、逆にチームの一体感を乱れることもないはずだ。

ただ代表経験者もおり、ハイランダーズでもお馴染みのHOリーアム・コルトマンといった実力者もいる。

バックスにはNZ代表キャップを持つ25歳のSOジョシュ・イオアネ、南アフリカ代表のチェスリン・コルビを彷彿とさせるポケットロケット、WTBジョナ・ナレキもいる。

タラナキが敗れれば、一度もランファリーシールドを防衛できなかった不名誉をこうむってしまう。

オールブラックスメンバーの不在は、逆にタラナキの闘争心をかき立てるはずだ。地元民で溢れるはずの競技場で、是が非でも勝ちたい。

プライドがぶつかりあうマイター10カップ「タラナキ×オタゴ」は、9月27日午前10:00から、J SPORTSオンデマンド限定でのLIVE配信だ。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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