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スーパーラグビー2020 オーストラリア 第8節-2 ブランビーズ vs. ワラターズ
ブランビーズが後半に実力差を見せつけた。
オーストラリア国内大会「スーパーラグビーAU」は8月22日(土)、首都キャンベラのGIOスタジアムで第8節「ブランビーズ×ワラターズ」を行った。
4勝1敗で首位に立つブランビーズが、3勝3敗で3位につけるワラターズを迎えた一戦は、後半に明暗が分かれた。
前半のスコアは拮抗した。
ブランビーズは前半15分にチップキックから、同24分には大外へのクロスキックから連続トライ。2種類のキックを起点に12得点を挙げた。
一方のワラターズは21歳のSOウィル・ハリソンが前半19、29分に2PG(ペナルティゴール)を決めて計6得点。
さらに前半37分には、U20豪州代表だったHOトム・ホートンが左隅で鋭いキャリー&オフロードパスを決め、NO8ジャック・デンプシーのトライをお膳立て。
トライ後のコンバージョンキックは失敗したが11得点を奪い、1点ビハインド(11-12)で後半へ向かった。
ただワラターズは後半に失速。その一方で、ブランビーズのPRアラン・アラアラトア主将は「私たちの後半の努力は特に素晴らしかった」と胸を張った。
一体なにが起きたのか。まずブランビーズは、前半から優勢気味だったスクラムが、後半さらに大きな武器となった。
後半6、13分の連続トライは、スクラムでのペナルティ奪取が起点。
ブランビーズは豪州代表96キャップのPRジェームズ・スリッパーらが強力スクラムでペナルティを奪うと、後半6分にNO8ピート・サムがエリア左からインゴールへ駆け込んだ。
後半13分にもスクラムを起点として相手ゴール前に侵入すると、伝統のラインアウトモールからWTBトム・ライトが左隅で仕留めた。26-11
挽回したいワラターズだが、成功率が低かったラインアウトを中心に連携ミス、ハンドリングエラーが目立った。
ワラターズは挽回したい状況で、ロブ・ペニーHC(ヘッドコーチ)が信条とするワイド展開、スペシャルサインなど難しいプレーを選択してしまった印象がある。2019年秋に就任したペニーHCのラグビーが浸透するには、もう少し時間が掛かるのかもしれない。
後半18分にはワラターズがラインアウトでミスがあり、オーバーボールを捕球した途中出場のSHニック・ホワイトがすぐに左展開。
WTBライトが今季4トライ目を左隅に決め、ブランビーズがリードを20点(31-11)に広げた。
反撃したいワラターズだが、後半28分にはゴール前の得点機でノックオン。
「獲りきるブランビーズ、獲りきれないワラターズ」の対比が鮮明となり、後半33分にはブランビーズのNO8サムが右隅で豪快な片手トライを決め、勝負は決した。
38-11で5勝目を挙げたブランビーズのダン・マッケラーHCは、試合後に「私たちはハーフタイム前にトライを許して緊張していたが、後半は素晴らしかった」と選手を讃えた。
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