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ラグビー コラム 2020年8月2日

【ハイライト動画あり】クルセイダーズが首位キープ、チーフスはホーム最終戦を飾れず7連敗。スーパーラグビー2020 アオテアロア

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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観客は1万5082人が集まり、クルセイダーズボールでキックオフされた。先にチャンスを迎えたのはホームのチーフスだったが、5分、FBマッケンジーがPG(ペナルティゴール)を決めることができなかった。

するとボールの継続力に長けたクルセイダーズは、ラインアウトを起点にブラインドサイドを攻めて、NO8トム・サンダーズが左タッチライン際を40m走りきって、左隅に押さえてトライ、5点を先制する。

さらに13分、相手ボールのラインアウトをスチールするとそのまま攻撃を継続、オフロードパスを交えてゴール前に攻め込み、最後はFBウィル・ジョーダンが中央左にトライ、SOモウンガが難なくゴールを決めて12-0とリードを広げる。

ただ、ホームのチースフもカウベルの音が鳴る中、攻勢に出る。22分、相手の反則からスクラムを選択し、NO8ピータ ガス・ソワクラがアタック。最後はFLラクラン・ボシャーが持ち出して右中間にトライ、FBマッケンジーがゴールを決めて、7-12。さらに26分にFBマッケンジーがPGを決めて10-12と追い上げる。

互いに相手の守備を崩せない中、迎えた40分、クルセイダーズがボールを大きく動かすと、チーフスのWTBショーン・スティーヴンソンがたまらず、相手パスに手を出して遮り、デリバレイトノックオンの判定で、シンビン(10分間の退場)となる。

クルセイダーズは前半最後のチャンスで、ラインアウトからモールを選択。15mほどとやや距離があったが、FWが一丸となって押し込み、最後HOコーディー・テイラーが押さえてトライを上げて、アウェイのクルセイダーズが17-10とリードし、前半を折り返した。

後半開始早々の3分、7点を追うチーフスがPGを沈めて13-17と4点差とする。さらに10分もFBマッケンジーがPGを決めて、16-17と1点差に追い上げる。この後、両チームが1本ずつPGを決め、19-20と1点差のまま、試合は残り20分。

今大会、得点の約4割を後半20分以降に挙げているクルセイダーズが、さすがの勝負強さを見せる。

相手がラインアウトでミスしたボールを奪い、そのまま攻撃を継続。FBジョーダンが抜け出し、途中出場のLOクィンテン・ストレンジがファンブルしたボールを、WTBリースがフォローし、そのまま中央右に後半最初のトライを挙げ、ゴールも決まって27-19とリードを広げた。

さらにクルセイダーズは畳みかける。相手スクラムを押し込み得たチャンスから27分、敵陣30m付近からのラインアウトを一度押し込み、ブラインドサイドを攻める。途中出場のHOアンドリュー・マカリオ、SOモウンガとつなぎ、最後は同じく途中出場のCTBレスター・ファインガアヌクがトライを挙げて32-19と突き放した。

残り10分あまり、チーフスも逆転を目指し攻め込むものの、相手ゴールラインを割ることはできず、そのままノーサイド。クルセイダーズが勝利し、3トライ差つけてボーナスポイントも獲得。アウェイで勝ち点5を積み重ねた。

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