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ラグビー コラム 2020年7月27日

【ハイライト動画あり】優勝戦線に残ったブルーズ歓喜!チーフスは悪夢の6連敗。SRアオテアロア第7節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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勝たなければならなかった。

試合前日にサプライズがあり、スーパーラグビー(SR)を3連覇している現王者、ニュージーランド(NZ)版SR「アオテアロア」でも首位だった4勝0敗のクルセイダーズが、4年間負けていなかったホームで負けた。

25日にハリケーンズと対戦して32-34。ホームでは2016年7月以来の敗戦となり、クルセイダーズのホームゲーム連勝記録は36試合連続でストップした。

クルセイダーズ敗北の報を知り、3勝2敗のブルーズは大いに湧き立ったはずだ。

5チームによる2回戦総当たりの「アオテアロア」にはプレーオフがなく、リーグ戦の結果で優勝が決まる。クルセイダーズが5連勝していたら厳しかったが、敗北により優勝争いは混戦模様となった。

ただ優勝争いに絡むためには、目の前のチーフスにどうしても勝たなければならなかった。

そんなブルーズが7月26日(日)、本拠地イーデンパーク(オークランド)で、開幕5連敗のチーフスを迎え撃った。

一方、敵地に乗り込む0勝5敗のチーフス。

ここまで7点差以内の敗戦は5試合中4試合。接戦を勝ちきれず、優勝争いから早々に脱落してしまった。

ただ2012年からSRを2連覇した元王者として、チーフスにも意地がある。

ブルーズに6連敗となればチームワーストタイの連敗記録、2020年シーズンを含めれば7連敗となり、チームの連敗記録を更新してしまう。

チーフスも、どうしても勝たなければならなかった。

ただ先制点に湧いたのはブルーズ。鮮烈な一撃だった。

敵陣での安定したスクラムから前半6分、NZ代表のCTBリーコ・イオアネのショートパスを受けたFBマット・ダフィーが華麗にライン突破。

一次攻撃で見事にサインプレーがハマり、そのまま独走したFBダフィーが先制トライ。SOボーデン・バレットのゴールも成功して7点を先制した。

観客3万3234人のイーデンパークで、ブルーズはさらに攻勢をかけた。

SOバレット、CTBイオアネが突破を重ねると、前半14分、敵陣ゴール前のチャンスでFWが奮闘。LOパトリック・トゥイプロトゥ主将がインゴールになだれ込み、7点を追加した。

負けられないチーフスも反撃に転じる。

ブルーズが連続でペナルティ(オフサイド)を犯して好機を掴むと、ゴール前でFLラクラン・ボーシェーが2人1組のまま押し込みトライ奪取。

さらにチーフスは7点差(7-14)のまま前半を折り返すと、後半6分にWTBソロモン・アライマロが左隅でトライを奪った。

乱れたボールを確保してチャンスに変えたSHブラッド・ウェバーの機転も光り、トライ後のFBダミアン・マッケンジーの高難度のコンバージョンも成功。

ようやく同点(14-14)に追いつくと、さらに後半11分にはFBマッケンジーのPG(ペナルティゴール)も決まり、ついに17-14と勝ち越してみせた。

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