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ラグビー コラム 2020年7月24日

ホームで戦えない未勝利のフォース、全勝のブランビーズに挑む。スーパーラグビー2020 オーストラリア

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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対するブランビーズは、開幕戦はレベルズに31-23で勝利し、BYE(休みの週)を挟んで迎えた前節は、アウェイでワラターズに24-23と逆転で競り勝ち連勝。勝ち点9で首位のレッズとはわずか1ポイント差で2位につけている。

FW第1列はオーストラリア代表のPRスコット・シオが今大会初めて先発、キャプテンで現役のワラビーズのアラン・アラアラトアと、HOフォラウ・ファインガとフロントローを形成する。先週まで先発でプレーしていた代表経験豊富なPRジェームズ・スリッパーはベンチスタートとなった。

LOは20歳のニック・フロストがダーシー・スウェインに替わって初めて先発に抜擢され、マレー・ダグラスとコンビを組む。FLはトーマス・キューザックに替わり、ウィル・ミラーがワラビーズのロブ・ヴァレティニとコンビを組み、NO8はピート・サムが務める。

BKを見るとワラビーズのSHジョー・パウエルと、SOはノア・ロレシオに替わって22歳のベイリー・キュンツェルが初めてコンビを組む。

CTBは昨年のオーストラリア年間最優秀選手のテヴィタ・クリンドラニとイラエ・シモネの2人が、WTBはトム・ライトと、アンディ・ミュアヘッドに替わりソロモネ・カタがスターターに、FBはトム・バンクスが入った。

ダン・マッケラーHCは「若いキュンツェルが10番のジャージを着るのをとても興奮しています。彼は今まで私たちチームの一員としてトレーニングしてきたが、先週末は私たちのために良い仕事をしてくれました。LOフロストも1年を通じてトレーニングを積んできたのでスターターに値するプレーができるはずだ」と初先発の若い選手たちの活躍を願った。

フォースは2013年以来、ブランビーズに1度も勝てておらず7連敗中だ。CTBクリンドラニを筆頭にワラビーズをずらりと揃えるブランビーズが優勢と予想されるが、若きWTBラルストンや新加入のカフイらの活躍で初白星を挙げることができるか。

フォースvs.ブランビーズの一戦は7月25日(土)午後6:00より、J SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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