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ラグビー コラム 2020年7月22日

元スコットランド代表主将グレイグ・レイドロー、NTTコミュニケーションズ入団会見

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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また、新しい国で成功する秘訣を聞かれると、数カ国でプレーしてきたレイドロー選手は、「スコットランド、イングランド、フランス、アイルランドと様々な国を渡り歩いてきたが 大事にしてきたのは文化、言語を熱心に勉強することです」。

「そうすることで、ラグビーのパフォーマンスにも活かすことができる。日本に行く前に言語、文化を学んでから行って、パフォーマンスを上げたい」と意気込んだ。

トップリーグで対戦したい選手に関しては、「ワールドクラスの選手が揃っていて対戦するのが楽しみですが、誰と対戦するかというより、チームメイトとどういうプレーができるかにフォーカスしたい」。

「ワールドカップでも功績を残した(日本代表の)アマナキ・レレィ・マフィ、ワールドクラスの(元オーストラリア代表)クリスチャン・リアリーファノと一緒にプレーすることを楽しみにしています」とコメント。

「そこからどういった選手と対戦するか考えていきたい」と、まずはNTTコミュニケーションズのチームメイトとの共闘を楽しみにしている。

スコットランドだけでなく、世界のラグビーシーンでアタックをリードしてきたSHとしてレイドローは、「トップリーグにはいいコーチがおり、アタックのマインドが育っていると思うので、自分にとって大きなチャレンジになる。アタックの部分でも自分も貢献できると思います」と自信をのぞかせた。

トップリーグでの目標を尋ねられると「チームとして最高級の成功を収めることができるように、トップ4の壁を破ることが自分の達成したいことです。トップ4の壁をコンスタントに破ることができるようになれば、その先の優勝も自分の達成したいことです」とあくまでもチームファーストを強調した。

NTTコミュニケーションズとレイドローの契約は2シーズンだ。2020-21シーズンと、21年の1月から始まる予定の新リーグでもプレーする。

日本で引退する可能性については「2シーズン、自分のさらなる成長を遂げてラグビーの理解を深めることができることを楽しみにしています。2シーズン終えて日本で引退する可能性もありますが、ベストなコンディションで戦うことに集中したい」と話すにとどまった。

日本で楽しみにしているのは大好きな「豚骨ラーメン」を食べることだというレイドロー。現在は、「日本に行く前にコンディションを整えることは重要」と語り、家の近くのジムやフィールドで厳しいトレーニングを重ねている。

レイドローはスコットランド代表や欧州強豪チームで戦ってきた経験、正確無比なプレースキック、そして、その強力なキャプテンシーでシャイニングアークスのトップ4入りを大きく後押しする。 

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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