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ラグビー コラム 2020年6月26日

クルセイダーズ、ホームでの強さ見せつけるか? 連敗スタートのチーフスは、サム・ケイン主将が復帰

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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対するチーフスは、キャプテンのFLサム・ケインが怪我から復帰。オールブラックスのFLルーク・ジェイコブソンは先週のブルーズ戦の怪我で欠場するが、ボールハンターとして存在感を高めるFLラクラン・ボシャー、突破力あるNO8ピータ ガス・ソワクラと、強力なFW第三列を形成する。

チーフスは開幕2連敗。2試合で2トライしかあげられず、これは5チーム中最少。ところが、ボールキャリーは1位の252回、ゲインした距離も828mで2位と数字は悪くなく、数多くある攻撃機会を得点、勝利に結びつけられていないのが現状。スクラムの成功率は低く、ここは気になるところだ。クルセイダーズは組織ディフェンスに安定感はあるが、初戦ではラインアウトが不安定だった。互いに課題を克服し、勝利に結びつけられるかどうか。優勝を狙うにはこれ以上負けられないチーフスがどんなチャレンジを見せるのか楽しみだ。


文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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