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ラグビー コラム 2020年6月19日

チーフスvs.ブルーズ、BKに新旧オールブラックスを並べた両チームの激突。スーパーラグビー2020 アオテアロア

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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一方のブルーズは、ホームでの開幕戦でハリケーンズを30-20で下して好調なスタートを切った。

前節からの先発変更は両FLのみで、ダルトン・パパリイとアキラ・イオアネが、ブレイク・ギブソンとトム・ロビンソンに代わってスターターを務める。

キャプテンを務めるオールブラックのLOパトリック・トゥイプロトゥを含め、それ以外のFWに変更はないが、ベンチのPR(プロップ)シオネ・マフィレオが出場すれば50キャップとなる。

BKは先週のメンバーと変わらず、SOオテレ・ブラック、第1節のパフォーマンス・オブ・ザ・ウィーク(最優秀選手)のWTBケレリブ・クラーク、好調だったCTBリーコ・イオアネ、前節ブルーズデビューを飾ったFBボーデン・バレットらが出場する。

ハリケーンズ戦でウォーターボーイを務めていた新加入のレジェンド、SOダン・カーターのメンバー入りも期待されたが、残念ながら今週もメンバー外となった。

トップリーグでのプレー経験もあるレオン・マクドナルドHCは、「先週良いスタートが切れたが、チーフス相手に結果を出したければ、もっと良いパフォーマンスをしないといけない。

この大会では選手層の厚さが本当に重要になってくると思うので、ダルトン・パパリイやアキラ・イオアネのような選手を先発に加えることができてラッキーだ。

先週のパフォーマンスはいい部分もあったが、もう一段上のレベルに上げていかないと、チーフスのようなフィジカルなチームや、同じニュージーランドのライバルたちと戦っていくのは難しいだろう」と話した。

両チームともBKは現役オールブラックス、元オールブラックスが顔を並べており、FWは仕事人が揃う。今週もレベルの高い一戦が大いに期待できよう。チーフスはホームのファンの前で白星を飾れるか。好調のブルーズが連勝で首位をキープできるか。

注目のスーパーラグビー2020 アオテアロアの第2戦は、日本時間の6月20日(土)午後4:05に、チーフスのホーム、ハミルトンのFMGスタジアムでキックオフされ、J SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文:斉藤健仁

スーパーラグビー2020 アオテアロア

スーパーラグビー2020 ナビ 【世界最高峰リーグ再開編!】

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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