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ラグビー コラム 2020年6月5日

世界の頂点を目指す4強の激闘 多様な強さ示した南アフリカの優勝、衝撃的オールブラックス敗北

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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敗れたウェールズは、11月1日、オールブラックスとの3位決定戦に臨んだ。モチベーションの難しい試合のなかで、満身創痍のウェールズは力尽き、オールブラックスが快勝する。2トライを決めたWTBベン・スミス、巧みにBKラインを操るCTBライアン・クロッティのベテラン2人。彼らをなぜ準決勝に起用しなかったのかとオールブラックスファンの恨み節が聞こえる。新陳代謝を繰り返し、常勝軍団を維持しなくてはならない王者ならではの事情も垣間見える。

ガットランド ヘッドコーチ、アラン=ウイン・ジョーンズ主将が率いる
ウェールズ代表は4位で大会を終えた


決勝戦は、11月2日、横浜国際総合競技場で行われ、同会場史上最多の7万103人の大観衆で埋め尽くされた。オールブラックスを破って勢いづくイングランドの前に南アフリカが立ちはだかる。黒人のキャプテン、シヤ・コリシが先頭に立つ南アフリカはさまざまな人種、民族からなるチームだ。長らく人種問題を抱える南アフリカ共和国で彼らは英雄であり希望だ。

スクラムで圧力をかけ、力強いディフェンスでイングランドの勢いを止め、SOハンドレ・ポラードの4PGで前半を12-6とリードする。後半はBKの個人技が観客を楽しませた。身長170㎝のWTBチェスリン・コルビがスピードの緩急でイングランドの大男たちを抜き去るトライは圧巻だ。優勝トロフィー「エリスカップ」を掲げるコリシキャプテン。その両脇に、コルビとファフ・デクラークという小さな巨人が並んだ。体格も肌の色も宗教も政治的信条も異なる選手たちが一つなって勝ち取ったカップは、ひときわ輝いて見えた。

決勝戦を見終わると、つくづく良い大会だったと実感する。録画を見返すときは、試合だけではなく、ぜひ、表彰式までじっくりと楽しんでもらいたい。

優勝トロフィー「エリスカップ」を掲げるシヤ・コリシキャプテンと南アフリカ代表



文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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