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ラグビー コラム 2020年5月25日

己のプライドをかけて戦うラグビーワールドカップ プール戦終盤も僅差勝負続出 フィジー、ジョージアが強豪国から意地のトライ!

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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日本大会で上位陣を崩す候補の一つだったジョージアは、強豪ひしめくプールDに入り、ウェールズ、フィジーに完敗。ウルグアイには勝ったものの、1勝2敗でプール戦敗退が決まってしまった。プール最終戦を前に、残る目標はプール3位になって次回大会の出場権を勝ち取ることだ。10月11日、ジョージアはプール首位で決勝トーナメント進出が決まっていたオーストラリアに挑戦した(エコパスタジアム)。

オーストラリアは、キャプテンのFLマイケル・フーパー始め、主力を温存したが、世界屈指のFLデイヴィッド・ポーコックをキャプテンに、CTBサム・ケレヴィ、WTBマリカ・コロインベテ、FBカートリー・ビールなどスター選手が並ぶ。ジョージアは当然ながらベストメンバーだった。

台風19号の影響による悪天候のなか、先制したのはオーストラリアだった。前半22分、SHニック・ホワイトが密集サイドをついてトライ。その後は互いにPGを決めあって、10-3で後半へ。フィジカルの強いジョージアの体を張ったディフェンスもあって、後半もなかなかスコアが伸びなかったが、19分、オーストラリアのWTBコロインベテが爆発的なスピードとステップワークでトライまで走り切る。

体を張ったディフェンスを見せるジョージア代表


17-3とされたジョージアも着実に力をつけていることを証明するトライをあげる。自陣22mライン付近でオーストラリアからボールを奪うと、WTBサンドロ・トデュアがトライ。ジョージアの健闘が光ったものの、終盤、オーストラリアが2トライを加えて。ジョージアの4位以下が決まる。プール戦での敗退が決まっていても、最後まで全力で戦う選手達。終了後の両チームの交流と、この試合で大会を去るチームへの温かい拍手が清々しい。


文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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