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ラグビー コラム 2020年3月27日

見どころ満載の日本ラグビー名勝負選 東芝の名キャプテン冨岡鉄平の雄姿、若き日の大野均、廣瀬俊朗は必見。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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筆者の30年にわたる取材人生の中で特に印象的な試合も放送される。トップリーグ2006-2007シーズンのプレーオフ(マイクロソフトカップ)決勝戦だ。東芝ブレイブルーパス対サントリーサンゴリアスは劇的な決着となる。2007年2月4日、秩父宮ラグビー場は、満員札止めの23,067人が席を埋めた。東芝は黄金時代を築いた薫田真広監督、冨岡鉄平キャプテン体制5年目。立ってボールをつなぐ「スタンディング・ラグビー」の集大成のシーズンだ。副キャプテンの一人は冨岡の後を継ぐことになる廣瀬俊朗。28歳の大野均もいる。サントリーの監督は現・日本ラグビー協会副会長の清宮克幸、スクラム最前列にはスクラム番長の長谷川慎。長谷川は副キャプテンだった。SHは現在の明治大学監督の田中澄憲。サントリーの6点リードで迎えた終了間際、東芝が得意のモールを組む。語りたいことがいっぱいの試合だ。

第91回全国高校ラグビー大会1回戦の春日丘(愛知)対尾道(広島)は、2大会連続の引き分け抽選という幕切れ。春日丘のNO8は、2019年のRWCで日本を沸かせた姫野和樹だ。第84回全国高校ラグビー会決勝 啓光学園(大阪)対 天理(奈良)では、啓光学園が戦後初の4連覇を達成する。2004年度に開催されたこの大会は、天理の素早く前に出てくるディフェンスが話題だった。そのディフェンスをかいくぐって攻める啓光学園の強気の仕掛け。その中心はSO村田賢史、CTB釜池真道、森田尚希。村田は卒業後、早稲田大学、NTTドコモレッドハリケーンズ、釜石シーウェイブスでプレー。釜池は同志社大学からNECグリーンロケッツ、森田は同志社大学から近鉄ライナーズへ。日本ラグビーを支えることになる高校生たちの熱い戦いである。


文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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