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ラグビー コラム 2020年3月19日

2016年4月23日、日出ずる国のオオカミたちが吠えた日。サンウルブズ初勝利を振り返る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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写真:トライを挙げたCTB立川

そして、もっともスタジアムが盛り上がったのが39分。ゴール前のスクラムからSOトゥシが仕掛ける。そこを狙っていたというCTB立川が、SOピシからからのオフロードパスをもらって中央にトライ。ゴールも決まって36-28でノーサイドを迎えた。

サンウルブズが7連敗の長いトンネルから脱し、開幕から8試合目でスーパーラグビーで歴史的初勝利を挙げた瞬間だった。

選手はファンと一緒に喜びを分かち合い、堀江キャプテンを筆頭に選手たちだけでなく、コーチ、スタッフ、関係者たちが目を赤くしていた。

「コーチングボックスで見ていて、思いがけない涙が出ました」というサンウルブズのマーク・ハメットHC(ヘッドコーチ/現・ハイランダーズコーチ)。

「選手たちの努力の甲斐あっての結果です。誇りに思う。前節、あのような結果になってしまったが、今日の試合で本来の姿を出せたと思います」と振り返った。

写真:接点で身体を張ったHO堀江

キャプテンHO堀江は「歴史的勝利を日本で挙げることができて、誇りに思います。常にポジティブに考えて前に進もうとしてきた。この前の試合も忘れて、悔しい気持ちだけを持ち続けて、この試合に向けて準備してきた。

BKも僕らを信じてスクラムを任せてくれ、僕らもBKを信頼していたのでスクラムに集中できた。チームが1つになったと思う」と、スクラムとチームが一つになれたことを勝因に挙げた。

結局、その後、サンウルブズはストーマーズとは17-17と引き分けたものの、勝つことができず、2016年のスーパーラグビーのファーストシーズンは、1勝1分13敗で終えた。

ただ、この1勝はスーパーラグビーに参入できないかもしれないという苦しい時期を乗り越え、さらに選手が集まらない、準備期間も短い、シーズンが始まっても移動距離も長いという悪条件の中、決して下を向かず、前向きに戦い続けたサンウルブズの渾身の勝利だった。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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