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ラグビー コラム 2020年3月6日

ブルズとハイランダーズ、カンファレンス最下位で苦戦する両チームの対戦。スーパーラグビー第6節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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一方、コーチ陣にマーク・ハメット、トニー・ブラウンがいて、日本代表と関わりの深いハイランダーズ、昨シーズンはベスト8にかろうじて進出したが、今シーズンは開幕スタートに失敗してしまった。

ホームでの開幕戦でシャークスに20-42と完敗。続くアウェイでのブランビーズ戦は23-22と競り勝ったものの、クルセイダーズに13-33、レベルズに22-28と連敗。1勝3敗の総勝ち点5と、好調なニュージーランド勢の中で、唯一黒星が先行している。

今年からキャプテンを務めるFL(フランカー)のジェームズ・レンティースが、先週のレベルズ戦で足首を負傷し、今シーズンのプレーが絶望的となった。

そのため、HO(フッカー)アッシュ・ディクソンと、オールブラックスのSHアーロン・スミスの2人のバイスキャプテンがチームを引っ張っていくことになる。

FWは前節から5人を変更。FLレンティースにかわって、ディロン・ハントが先発し、休養明けのニュージーランド代表のシャノン・フリゼルとコンビを組む。

第1列はやはりオールブラックス経験のあるHOリアム・コルトマンが先発に復帰、PRはシアテ・トコラヒとエイデン・ジョンストンが先発し、ダニエル・レイナート ブラウンはリザーブに回った。

LOにはジェシー・パレテとマナアキ・セルビーリケット、NO8(ナンバーエイト)は22歳のマリノ・ミカエレ トゥウが入った。

BKは1名のみの変更で、CTBの21歳ナニ・プニヴァイがスーパーラグビーデビューとなり、ジョシュ・イオアネとコンビを組む。

クルセイダーズから移籍したSOミッチェル・ハントがスーパーラグビー50キャップの節目を迎え、SHスミスとハーフ団を構成。WTBはチョナ・ナレキとジョシュ・マッケイ、FBはマイケル・コリンズが務める。

アーロン・メイジャーHCは、「ラインアウトを武器にしてプレッシャーをかけたり攻撃したりすることはあったが、なかなか得点まで持って行くことができなかった。ブラウニー(ブラウン)とハマー(ハメット)が、ゲームのその部分で懸命に取り組んでいるので、うまくいけば、かなり効果的になるだろう」と話した。

両者は昨シーズン、4月の対戦ではハイランダーズが29-28で勝ち、6月は24-24の引き分けという結果であり、今シーズンも接戦が予想される。

FW戦でプレッシャーをかけて優位に進めたいブルズと、ディフェンスで粘ってアンストラクチャーからトライを挙げたいハイランダーズ。両チームのカラーが出る戦いとなるだろう。

プレーオフ進出に向けて、そしてチームを上昇気流に乗せるためにも互いに負けられない一戦は、日本時間3月7日(土)深夜0時15分にキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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