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ラグビー コラム 2020年1月20日

「トモさん、ありがとう」。トンプソン ルーク、現役ラストゲーム。トップチャレンジリーグ 栗田工業vs.近鉄

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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試合後の会見で、栗田工業の山田紘也監督は、「コンディションを作るのが難しかった。だが、たくさんの人に栗田工業のラグビーを見てもらえてうれしい。チームは社業とラグビーの両立をしながらトップリーグ昇格が目標。来シーズン以降も工夫しながら実現を目指したい」と前を向いた。

ゲームキャプテンのLO中尾も「完敗ですね。近鉄は強かった。前半は我慢できたが、後半20分過ぎからは圧力を受け続けた」と話した。

近鉄の有水剛志HC(ヘッドコーチ)は、「優勝できてよかった。前半うまく近鉄のラグビーができない部分もあったが、後半は修正できた。トモ(トンプソン)のたっての希望で80分フル出場させました」と笑顔を見せた。

ゲームキャプテンのLOストーバーグは、「選手全員スタッフ4月から優勝を目指してきました。今日はすばらしいラグビーができました。今後も粘り強くボールを継続するラグビーをしたい」。

「ゲニアやクーパーといった、スター選手が加入してBK(バックス)もすごく良くなりましたが、FWのパックも強いです」。

「トモさんが今日で引退し、寂しい気持ちもありますが、まだこのチームに力を貸してくれると思うので、期待の方が大きいです」と語った。

そして、トンプソンは、「すばらしい仲間といいメモリーができた。会社、チームからのメッセージが入ったジャージもいいメモリー。今はちょっと汗臭くて着替えたいけど(笑)、ずっと大切に取っておくつもり」と笑いを誘った。

「(日本での)16年間はすごく長い。近鉄でプレーしたこと、日本代表になったことも感謝の気持ちでいっぱいです。本当に光栄です。仲間、スタッフ、ファン、家族に感謝している」と締めくくった。

トンプソンは、2年間の三洋電機、14年間の近鉄と日本でのラグビーキャリアを終えて、今後は故郷・ニュージーランドで農業に専念する予定だ。

それでも、日本、東大阪が大好きなトモさんは、何らかの形で日本、そして近鉄のために一肌脱ぐ日も来るはずだ。

文/写真:斉藤健仁

ジャパンラグビー トップチャレンジリーグ

トンプソン・ルーク 近鉄ラストゲーム

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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